南大隅町総合防災訓練

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■地震が発生した時、どう行動するかを考える
11月12日、佐多山村広場において、地震発生時を想定した総合防災訓練を実施しました。
避難訓練では、地震が発生し大津波警報が発表された想定により、避難指示(緊急)を発令し、消防団員が浜上・浜下地区の住民避難誘導を実施しました。
救助・救出訓練では、被害状況偵察として、人が入ることができない災害現場を捜索するためにドローンを利用して上空から捜索し、道路啓開では油圧ショベルを操作し倒木の除去を実施しました。倒壊家屋をチェンソーを使用して屋根部分に救助用の穴を開け救助。土砂災害からの救助では、車両の土砂や倒木を取り除き要救助者を救助する訓練を実施しました。
火災防御訓練では、水利に佐多山村広場のプールを使用し、消防車や可搬式小型ポンプでの放水を行いました。
救急・救命訓練では、心肺蘇生術や、AEDを利用した除細動の訓練や、三角巾での応急手当訓練を行いました。
避難所設営・管理訓練、給食・炊き出し訓練では、参加された住民の皆さんが、ハイゼックスという耐熱性に優れたポリエチレンの袋に米と水を詰め、お湯に入れるだけでご飯を炊く訓練を体験しました。またあわせて町女性会によるボランティア炊き出しも実施されました。災害時は、このようなボランティアの支援などが避難者を支える力となります。
地域住民、南大隅町消防団、大隅肝属地区消防組合南部消防署、佐多分署、鹿児島県警錦江警察署、日本赤十字社鹿児島支部、南大隅町社会福祉協議会、町女性会の協力により「自助・共助・公助」を考える総合防災訓練となりました。