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自治体の皆さまへ

〔南大隅町地域おこし協力隊活動報告〕さいなんたん協力隊だよりVOL.74(令和5年7月)

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鹿児島県南大隅町

■『~あらたな挑戦、豊かな日常(2)~』地域おこし協力隊 野仲将太郎
1.草刈り作業の“救世主”現る⁉
皆さん、農地の草刈りに頭を悩まされていませんか?農業公社では、少しでも皆さんの負担を軽減するため「ラジコン草刈り機」の請負作業(オペレーター付き)を始めました。私もその性能に圧倒(2日から3日の草刈りが約4時間に短縮)されたラジコン草刈り機ではありましたが、初めての現場作業は「大丈夫だろうか?失敗しないか?」と少し不安になりました。しかし、利用者の方々からの「すごい!」「大変助かった!」との生の声に、その不安も払拭され、今思い出しても体が熱くなるのを感じます。“本当に良かったです”
私は、皆さんの「ご経験・生の声」×「技術」の融合が南大隅町農業発展の鍵になると考えています。この融合に私も加えていただき、皆さんと力を合わせて、より良い持続可能な農業の未来に向けて、一緒に歩んでいければ幸いです。
2.南大隅ライフ満喫中です‼
南大隅町での初めての夏を迎えました。季節の移り変わりに時の流れを感じずにはいられません。移住当初感じていた、自宅で一人になった時の寂しさも周りの方々が良くしてくださるおかげで、今ではあまり感じなくなりました。外で洗濯物を干している時の何気ない会話や“しょうちゃん”と声をかけられた時には、少し恥ずかしいのですが、その度にほっこりした気持ちになっています。“本当にありがとうございます”
ところで私のパッションフルーツは、その後どうなったのか?何と、無事に実がなりました。授粉作業、日々の声かけの賜物でしょうか⁉どんな味がするのか楽しみな反面、収穫タイミングはどのように見極めるのか?こんな疑問や新たな発見に胸を躍らせながら、南大隅ライフを満喫中です。それでは今回はこの辺で、次回もぜひお楽しみに。

■『釣りを始めました』地域おこし協力隊 秋山大樹
南大隅町に移住して2ヶ月になりました。妻と娘3人も鹿児島の暮らしにも慣れてきたようで私としても一安心しております。
大泊ハウスはパッションフルーツの収穫が一段落しました。今はパインアップルが「食べ頃だよ!」と言わんばかりに色付き始め、私が5月に来た頃はまだまだ収穫には程遠いと思われたのですが、このような作物の移り変わりを目の当たりにして、作物を生産する素晴らしさを改めて噛み締めております。今後も大泊ハウスの近況を町民の皆様にこの場でお伝えしていきたいと思います。
ところで、佐多伊座敷に住んでいる私たち家族にとって今や「釣り」が切っても切り離せない存在となりました。南大隅町に来るまでは釣りをした事がほとんどなかったのですが、職場の先輩方の話を聞く中で自分でもやってみたくなり、鹿屋のニシムタで買った「初心者用サビキセット」と「エギングロッド(イカ釣り用)」を手にした日から私たち家族は寝ても覚めても「釣り」をする日々を過ごす事となりました。この2ヶ月にも満たない中で釣竿7本が玄関に並ぶことになり、休日の朝には5時に起床し夕方20時前まで朝昼晩と3回、暇さえあれば伊座敷港を中心に大泊港、田尻港、浜尻港へと繰り出すほどになりました。とはいってもまだまだ初心者で、普段は「煮て良し焼いて良し揚げて良し、刺身も美味しいアラカブ」を狙っているのですが、よくスズメダイのような魚がたくさん釣れるので、先日福岡の郷土料理「あぶってかも」を見よう見まねで作ってみました。作り方は簡単で(1)鱗がついたままで、全体を綺麗に洗い流す。(2)塩をまんべんなくまぶして冷蔵庫で半日置く。(3)塩を洗い流し、焼く。これだけです。鱗も内臓も取らず作るのですが、鱗はパリパリ食べられて、塩味が効いたこの「あぶってかも」があれば焼酎がとても美味しく飲めますよ。

問い合わせ先:役場経済課
【電話】24-3128

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