■令和6年度~令和17年度 南大隅町健康増進計画(健康みなみおおすみ21)
令和6年3月、健康増進計画(第4期健康みなみおおすみ21)を策定しました。
町民一人ひとりの自主的な健康づくりが重要なのはもちろんですが、その実践や継続には家族や仲間・地域といった周りの支えあいも大切であると考えます。個人・家族・地域・行政が協働で健康づくりを推進し、心身ともに健康で心豊かに生活できる町を目指します。
○食生活を見直す
若けもん健診・特定健診・長寿健診を受診した912名の方の1日推定食塩摂取量と平均血圧をみると、昨年度の結果と大きな差はなく、年代が上がるにつれ塩分摂取量・血圧が高くなっていました。
また健診受診者平均の1日推定食塩摂取量も9・3gと昨年度より0・2g多くなっていました。しかし、年代別にみると80歳代以下は若干ずつではありますが摂取量平均が下がっており、個々の生活習慣改善があったことがわかります。
結果報告会には85歳以下の方を中心にご案内して実施しています。参加された方では、「去年塩分量が高くてびっくりしたから、がんばって調味料減らしたよ」「野菜を食べるようにしたよ」「毎食食べていた漬物の量を減らしたよ」等、色々なお話を聞くこともでき、みなさんが意識して食生活の改善に取り組んでいただけたことがわかりました。
味付けが濃くなると、塩分摂取量を増やして血圧を高くするだけでなく、味を感知する味蕾もマヒしてしまい、どんどん味付けが濃くなってしまいます。結果としては腎臓・心臓が無理をすることにつながります。味蕾の感知度は、練習次第で元に戻すことができ、少ない食塩量でもおいしく感じることができるようになります。
1年後も元気に腎臓・心臓を守るため、味蕾のための薄味生活、試してみませんか?
気になった方は保健センターへ♪
また、特定健診を受診した国保の方向けの個別運動教室も実施中です。案内が届いた方、再度ご検討ください!
「未来(味蕾)のために始めてみませんか?」
問い合わせ先:根占保健センター
【電話】24-3388
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