「肝属郡医師会立病院再整備基本設計」に基づいて進められてきた新病院の実施設計が令和6年3月に終了しました。令和6年4月5日から、校区公民館単位(12会場)で医師会立病院再整備についての説明会を開催し、実施設計の概要や事業費の説明をしました。その後、4月24日の4月議会において病院整備に関する予算が議決されました。今後も資材高騰などの問題はありますが、今回の積算した事業費を基本として、事業を進めてまいります。今回は、新病院の概要や事業費についてお知らせいたします。
1.新病院の概要
●新病院の基本コンセプト (詳しくは本紙をご覧ください)
回遊性のあるワンフロア外来
将来変化に伴い柔軟な運用が可能な病棟
2.事業スケジュール
令和6年度(2024年)より工事を着手し令和8年度(2027年1月頃)の開院を目指します。
事業スケジュールは現時点における見込みとなります。
3.事業費内訳及び負担区分
1)事業費内訳 (単位:百万円)
2)事業費負担
整備費合計 約74億5,700万円 (内訳)南大隅町約35億3,500万円 錦江町約39億2,100万円
3)南大隅町の財政負担
南大隅町負担分 約35億3,500万円 財源内訳(過疎債34億9,100万円 一般財源4,400万円)
4)償還方法(過疎債30年償還)
約34億9,100万円を30年間で償還します。利子を含むと償還総額約43億9,000万円です。
過疎債(過疎対策事業債)とは自治体が行う借入金の一種で過疎地域の市町村に限り認められています。
償還金(返済額)の7割を普通交付税として国が支援するため、実質的な町の負担は3割となります。
実質的な償還額(3割)
総額 約13億1,700万円
年額 約4,400万円(30年間)
問い合わせ先:役場町民保健課
【電話】24-3125
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