南大隅町に「住みたい!帰りたい!残りたい!」という声。ですが、この声の後には必ず続きがあります。「仕事と住む家さえあれば、ねぇ。」
ブロンズ就業支援協議会で相談窓口をしていると、住む家を探したい方、町内での仕事を探したい方とお話する機会が多くあります。住む家が見つかったとしても、仕事はどうするのか。仕事はあったとしても、家はどうするのか。移住定住を前に進めるにあたり、家と仕事は両輪であることに気づかされます。
そんな中で、今回は「仕事」の方の話題です。南大隅町で基幹産業となる農業を始めとした第一次産業は特に、どうしても季節により、仕事の繁閑の差が激しいのが特徴です。その特徴を活かしつつ、町内の第一次産業以外の様々な業種も組み合わせて、働く側には年間を通じて安定した環境で働く場を創出していくのが、「特定地域づくり事業協同組合」制度です。この制度は、人手不足に悩みながらも通年雇用はできないという地元の事業者さん達が、地元に住みたいというIターンUターン者さん達を、さまざまな仕事の繁忙期を組み合わせて、地域全体で雇用するというものです。
ちょっと複雑で難しいので、詳しく制度の内容を聞いてみたいという人を対象に、2月4日火曜日17:00~役場大会議室にて「特定地域づくり事業協同組合制度説明会」を開催する運びとなりました。この制度に興味がある方は、ぜひご参加ください。
ブロンズ就業支援協議会では、現在、制度の設置ありきではなく、まずは町民のみなさんから「この制度があったら利用してみたいか」等のニーズ調査をしています。この制度について、より詳しく知りたいという方いらっしゃいましたら、いつでもブロンズ就業支援協議会までお問合せください。
町民のみなさんで、この制度について理解を深め、良い点悪い点を整理しながら、特定地域づくり事業協同組合が本当にこの地域に必要かを考えていけたらと思います。
問い合わせ先:ブロンズ就業支援協議会
【電話】25-1381
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問い合わせ先:役場企画観光課
【電話】24-3113
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