[4]基金
(市の貯金)
概要:財政調整基金は2億2987万9千円増加
基金は、「市の貯金」です。条例等に基づく特定の目的を計画的に実施できるよう財産を維持し、資金を積み立て又は定額の資金を運用するもので、条例で設置されるものです。財源不足の調整のために使われる財政調整基金は、令和3年度より2億2987万9千円増加し、17億2988万6千円になりました。〔表5〕〔表6〕
〔表5〕基金の積立状況(令和4年度末現在)
※減債基金 公債費(借金)の償還を計画的に行うの基金
〔表6〕基金残高と財政調整基金の推移
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基金の推移
[5]市債
(市の借金)
概要:市の借金残額が4億3529万3千円減少
市債は、「市の借金」です。年度を越えて元金を償還します。令和4年度末の地方債残高は約89億7千円となり、最も多かった平成16年度の126億円から減少しております。令和3年度と比べて4億3529万3千円減少しています。今後も新規借入の抑制により、改善を図ります。〔表7〕〔表8〕
〔表7〕市債の状況(借入残高)
※1 臨時財政対策債 地方交付税の振替発行され、元利償還金は※減債基金公債費(借金)の償還を計画的に行うの基金100%交付税措置されることとなっています。
〔表8〕市債残高と新しく借りた市債の推移
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市債の推移
[6]健全化判断比率
(数値が小さいほど良い)
概要:健全化基準クリア
県や市町村の財政を適正に運営することを目的として、平成19年度決算から財政健全化に係る各指標の公表が義務づけられました。
垂水市の各指標は、いずれも国の定める基準を超える数値はなく、財政状況は健全な状態にあると言えます。〔表9〕
〔表9〕健全化判断比率
※将来負担比率はマイナスのため「ー」と表示
[7]特別会計・企業会計資金不足比率
概要:特別・企業会計の財務状況は健全な状態
特定の事業を行うために特別会計・企業会計があります。
〔表10〕の資金不足比率にあるとおり、昨年度に引き続き、いずれも国の定める基準を超える数値はなく健全な経営状態にあるといえます。
企業会計決算は〔表11〕、特別会計決算は〔表12〕をご覧ください。
〔表10〕公営企業の資金不足比率
※資金不足比率 資金不足から経営状況の悪化の度合いを示す比率
〔表11〕企業会計の歳入・歳出
※企業会計 一般の会社と同じ方法でお金の管理を行う会計
〔表12〕特別会計の歳入・歳出
※特別会計 特定の事業の会計で、お金の出入りをはっきりさせるために、一般会計とは別に管理するもの
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