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自治体の皆さまへ

新年のごあいさつ

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鹿児島県 垂水市

■垂水市長 尾脇雅弥
◇コロナ禍からの「再生」と「飛躍」、そして「幸福度の向上」へ
新年明けましておめでとうございます。
昨年は大きな災害が発生せず、市民の皆様と穏やかな新年を迎えられましたことに安堵しております。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で3年延期となっていた「特別国民体育大会/燃ゆる感動かごしま国体」が開催され、本市におきましては約51年振りに天皇皇后両陛下をお迎えし、フェンシング競技会が実施されました。
本市にとって大変な名誉であり、まさに「コロナ禍からの再生と飛躍」を象徴する国体となりました。困難な状況の中、国体の開催に御尽力を賜りました全ての皆様に、心から感謝申し上げます。
さて、昨年1月から18代目の垂水市長として、再び市政を担わせていただき、「垂水の未来が明るくなるように」スピード感を持って取り組んでおります。
本年も「笑顔・安心・潤い」の3つのまちづくりを軸に事業を展開してまいります。
(1)「笑顔があふれるまちづくり」では、小中学校の給食費無償化の継続や、産婦人科がない本市内に公益財団法人慈愛会様(今村総合病院・鴨池)との連携により、同会のサテライト方式での産婦人科医療機関の開業(今春予定)、全国トップクラスのGIGAスクールを活用した教育の拡充、さらに今後、18歳までの子ども医療費無償化・窓口負担ゼロ等の取り組みによる「妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援」の環境整備に努めてまいります。また、デジタルを活用した住民サービスシステムの構築や外国人との共生社会の地域づくり、文化芸術の振興等に取り組んでまいります。
(2)「安心なまちづくり」では、鹿児島大学等の関係機関と連携し、国際学会で評価されている「たるみず元気プロジェクト」に取り組み、健康長寿の社会づくりを推進してまいります。また、国道220号牛根境防災事業の早期完成や錦江湾横断道路の早期実施路線化、中央地区の雨水・排水対策、市道、農業用施設の整備など、国土強靭化に努めてまいります。
(3)「潤いのあるまちづくり」では、地域資源を活用した関係人口の創出や特産品の販路拡大に向けた事業への関係機関と連携した取り組みをはじめ、観光業や商工業、水産業、農林業、畜産業等の各産業の発展につながる施策に取り組んでまいります。
2024年は「辰年(たつどし)」です。辰年は「動いて伸びる年」とされています。
市民の皆様との対話やタイムリーな情報発信、国や県などの関係機関と連携しながら、積極的に行動し、本市の発展と市民の皆様の幸福度の向上を実現するための施策をしっかりと前進させてまいりますので、皆様の一層の御支援と御協力をお願い申し上げます。
結びに、本年も皆様方にとりまして素晴らしい年となりますことを心から祈念申し上げ、ごあいさつとさせていただきます。

■垂水市議会議長 堀内貴志
◇市民と共に歩む市議会を目指して
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
市民の皆様には、穏やかに、あるいは、ご家族で賑やかな新年をお迎えのことと思います。
昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症が5類へ移行となり、日常が戻ってきたことが一番大きな変化だったのではないでしょうか。
このため延期となっていました「燃ゆる感動かごしま国体」が特別大会として開催され、本市では、スポーツチャンバラ、綱引き、そしてフェンシングが開催されました。フェンシング競技では、天皇皇后両陛下が51年振りに御来垂され、御観覧された後、見送りの子どもたちとふれあう姿に感動を覚えたところです。
また、日常に戻りましたタイミングで道の駅たるみずはまびら隣に「フェアフィールド・バイ・マリオット・鹿児島たるみず桜島」がオープンし、外国からの旅行客をはじめとした宿泊された方々と市内事業者の方々とのふれあいがあるようで有難く感じています。この触れ合いが続くことで本市の交流人口が増えることを期待しております。
また、全国に目を向けますと、将棋の藤井聡太氏が名人に続き、王座を取得し、史上初となる八冠を達成し、藤井時代が続きそうな雰囲気を感じております。
また、大谷翔平選手がWBCでは、日本優勝の原動力となり、MVPを受賞したことに続き、MLBでは、アジア人初の2回目のシーズンMVPも受賞しています。今年からは新しいユニフォームで、更なる飛躍を期待いたします。
パレスチナガザ地区では、10月のハマスによる襲撃とイスラエルの報復攻撃による戦争が未だ収まる気配がありません。早い終戦と復旧を心から願います。
さて、2024年がスタートしました。昨年より、私ども議会も新しい構成となり、それぞれの議員が市民のために粉骨砕身の思いでいるところです。
私たちを取り巻く状況は決して楽観できるものではありませんが、市民の皆様が、この1年を安心・安全に過ごせるように、また、個々の諸問題が少しでも解消に向け前進する年でありますように期待するところでございます。市政の主人公である市民の皆様が「住んで良かった」と思えるまちづくりを実践するべく、市長と共に二元代表制の一翼を担っている議会の役割は、今後ますます重要になると考えております。皆様の声を市政に反映させる重要な責務を果たして参る所存でございます。
皆様のこの1年が素晴らしく実り多く輝かしい年でありますようご祈念申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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