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特集 食育の秋(1)

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鹿児島県 垂水市

■子ども食堂
垂水市には、令和3年から開設されている牛根地区の『垂水こどもみんな食堂』、令和6年9月に新たに開設された新城地区の『こども地域食堂・てげてげレストラン』と、2か所の子ども食堂があります。子ども食堂とは、地域住民等による民間発の取組として無償または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供する食堂です。
『垂水こどもみんな食堂』は、「大人もこどももひとりぼっちをつくらない」ことを目指し、市内児童クラブや子育てサロン、外出が難しい等の理由で弁当を必要とする方々に、無償で提供しています。
また、『こども地域食堂・てげてげレストラン』は、「こどもから高齢者まで、人と人とのつながりを大事にする、地域の方の居場所となる」ことを目指し、地域の方々の交流拠点として食堂を開設しています。
両食堂を取材した際、そこには食を通し笑顔で地域の方々が交流する温かい空間が広がっていました。

■「食」について考える
過ごしやすい気候の秋は、「読書の秋」「スポーツの秋」「芸術の秋」と様々な秋を思い浮かべますが、今回は「食欲の秋」に関連する「食」について考えてみたいと思います。
「食」は、私たちが生きていく上で欠かせない大切なものです。そのような中で日本における「食」の現状として、農林水産省(第4次食育推進基本計画)によると、人口減少や少子高齢化、世帯構造の変化等により、食に関する価値観や暮らしの在り方も多様化し、健全な食生活を実践することが困難な場面も増えてきているとされています。これらの問題に対し、「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人を育てるため、「食育」の様々な取組が全国で行われています。
本特集では、子どもから大人まで、食育に関する知識、垂水市の取組をご紹介します。今特集で皆様が「食」について考えるきっかけになれば幸いです。

◆volunteer01 令和3年6月から開設
▽垂水こどもみんな食堂 [牛根地区・牛根地区公民館]
作った弁当を、各市内団体や、必要としている地域の方々へ、無償で提供しています。
対象者:子どもから大人まで
開催日:毎月第2土曜日

問合せ:(代表)川筋貴子
【電話】090-2079-8587

◆volunteer02 令和6年9月から開設
▽こども地域食堂てげてげレストラン [新城地区・新城地区公民館]
地域の交流拠点として食堂を開き、無償で食事を提供しています。
対象者:子どもから大人まで
開催日:奇数月の第2土曜日

問合せ:事務局(池田)
【電話】080-8565-4667

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