Vol.06
垂水市に愛を込めて地域おこし協力隊による活動レポートをお届けします!
■今回のレポーター
多文化共生まちづくりコーディネーター
(本紙写真右)髙櫻健一(けんいち)さん
(本紙写真左)岡田径子(みちこ)さん
■令和6年度地域おこし協力隊主催イベント「初!」 日本語学校オープン記念パーティ開催
地域おこし協力隊が活動の一環として、本市在住の外国人向けに日本語教室を開講しています。同教室のオープンを記念して、9月21日に垂水市市民館にてパーティーを開催いたしました。当日は、日本語教室利用者や企業の関係者、交流を図りたい方等約50人が参加し、食事やレクリエーションを楽しむなど、とても楽しいパーティーとなりました。
▽インタビュー 広報担当⇒地域おこし協力隊 岡田径子さん、髙櫻健一さん
Q.このパーティーを開催しようと思った理由は?
(岡田さん)垂水市の現状を見たとき、催し物や、楽しめる・遊ぶ場所が少ないなと感じていました。さらに、それが外国人となると、もっと少なくなるというのが気になって、そのどちらも解消できるものが何かできたらいいなと思い、今回のパーティーを企画しました。
Q.一番盛り上がったことは何ですか?
(髙櫻さん)絵の伝言ゲームが楽しかったという感想が多かったです。言葉の壁が関係ない、皆さんが楽しめるものをと岡田さんが考案してくれました。ゲーム中は、自分たちの言語を話して、ヒントを教えあったりしていましたが、外国の方ならではの方法で、それもとても楽しかったです。
Q.地域おこし協力隊初主催のイベントを振り返った感想は?
(岡田さん)楽しんでくれたのが一番嬉しかったです。私が声をかけて参加した、外国人との交流に興味のある方々にも、好評でした。ただ、今回のパーティーで盲点だったのは、この交流イベントが「日本人対外国人」と思っている方が多かったことです。参加している外国人同士も、国も母国語も違うので、皆が外国人なんです。そうなると共通言語は日本語になるんですね。そこをうまく一つにするのが今回の、そしてこれからのテーマでもあります。今後も、垂水市に住む方々全員が楽しめるイベントを、地域の方と協力して開催していきたいと思います。
〔pick up!〕
◆パーティーで司会を務めたパワンさんへインタビュー
ベトナム、フィリピン料理がとても美味しかったです。ゲームも楽しかったです。司会は初めてでしたが、楽しかったのでまたやりたいです。外国人の方はいつも働いているので、今後もいろいろな国籍の方と話をしたり、ゲームをしたり、楽しいイベントをしたいです。
▽石川青果で働いているパワンさん
スリランカ出身
本市在住:9か月
趣味:アニメ観賞
将来の夢:自国で建設の会社を作りたいです。
お問い合わせ先:企画政策課政策推進係
【電話】0994-32-1111(内線245)
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