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自治体の皆さまへ

垂水市の水に流しちゃいけないお話

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鹿児島県 垂水市

◆第2話 経営戦略の見直しと経営のあり方
垂水市の水道事業を将来にわたって安定的に継続するために、垂水市水道事業審議会と協力して取り組んだ「垂水市水道事業経営戦略の中間見直し」及び「垂水市水道事業経営のあり方」についてご紹介します。

1.「水道」の経営等の方針を決めるプロセス

・審議会とは?
水道事業の適正な運営及び経営を図るため設置されています。委員は水道使用者や知識経験を有する方などで構成されています。

2.審議会の直近経過と内容

(1)垂水市水道事業経営戦略の中間見直し
垂水市水道事業経営戦略が5年を経過するに当たり、中間見直しを行うため、垂水市水道事業審議会に対し「垂水市水道事業経営戦略の見直し」について諮問し、計3回にわたり慎重に審議いただき、市は、その答申を基に、令和6年3月18日に垂水市水道事業経営戦略を改定。
変更点:安定的に水道事業を継続するため「投資・財政計画」を見直し。

(2)垂水市水道事業経営のあり方
改定後の経営戦略の中で行った現行料金における財政シミュレーションの結果から、「早めに料金等の財政見直しを行い、経営の基盤強化を図る必要がある」と明記されているため、「垂水市水道事業経営のあり方」について垂水市水道事業審議会へ諮問を行った。

■令和6年度第1回垂水市水道事業審議会の主な審議内容
将来の財政シミュレーションを行った結果、今年度から赤字経営、令和13年度には自己資金が枯渇する予測が出ているため、令和7年4月に水道料金改定を行うことについて審議を行った。

○主な要因
・人口減少に伴う使用水量減少と水道料金収入減少
・水道施設の動力費・薬品代などの物価高騰
・水道施設の老朽化による更新や耐震化に伴う費用の増大

「料金改定が必要」と審議会は判断。
今後、具体的に検討し、答申を行う予定。

将来の給水人口及び給水収益

●来月号第3話/垂水市水道事業審議会の途中経過(予定)

問合せ:水道課業務係・工務係
【電話】内線129・135

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