■第4話 水道料金の改定パターン案決定
1.第3回垂水市水道事業審議会での審議
6月20日に開催された今年度3回目となる同審議会では、令和5年度の決算報告を行った後、第2回で議論し選ばれた、2つの水道料金改定パターンについて、どちらが現在の垂水市水道事業に適切であるか、再度審議を行いました。
[1]料金改定率を一律にした案
使用者間の公平性が確保されている。
[2]市民の負担軽減に配慮した案
『水道料金算定要領に基づく案』よりも、負担の抑制が図られている。
↓
[審議会の決定事項]
『市民の負担軽減に配慮した案』に決定しました。
このパターンについての詳細は、今後お知らせいたします。
2.令和5年度水道事業決算報告について
令和5年度の水道事業は、収益的収支は黒字ですが、資本的収支は149,310千円の赤字となり、不足額は自己資産を充てています。そのため、自己資産が年々減少しています。非常時に1年間料金収入がなくても事業が継続できるよう、必要な資金を確保する必要があります。
※下記金額は四捨五入しています。
■収益的収支
・収益的収支とは…水を浄水し、家庭まで届けるための経費です。
▽収益的収入
計:254,577千円
▽収益的支出
(1)職員給与費 52,219千円
(2)動力費 7,726千円
(3)委託費 25,112千円
(4)修繕費 12,428千円
(5)滅価償却費 111,341千円
(6)支払利息 17,800千円
(7)その他 8,603千円
計:235,229千円
■資本的収支
・資本的収支とは…古い施設・水道管などを新しくするための経費です。
▽資本的収入
(1)企業債 22,400千円
(2)国庫補助金 10,300千円
(3)他会計補助金 5,303千円
計:38,003千円
▽資本的支出
(1)建設改良費 98,107千円
(2)企業債償還金 84,595千円
(3)その他 4,611千円
計:187,313千円
●来月号 第5話
垂水市水道事業審議会の答申内容(予定)
問合せ:水道課業務係・工務係
【電話】内線129・135
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