毎年1月は、「桜島大正噴火」を教訓に「桜島火山爆発総合防災訓練」を実施しております。今年は、境地区公民館にて「噴火警戒レベル4」から「噴火警戒レベル5」が発表されるまでを想定した訓練となりました。私は常々、「垂水市民の生命・財産を守る」ということが使命であり、まずは「人災が無いように」という事を、これまでも心がけてまいりました。当日は、参加者の皆様から、「何が課題で、どう対処すべきか」というご意見もいただきながら、再確認をさせていただきましたが、やはり「早く・遠くに避難する」ことが、基本となると思います。避難は、垂水市中心地や、霧島市方面を想定していますが、実際の状況によっては避難が叶わないケースなど、様々な課題が生じる可能性があります。つまり、想定どおりにならないことも、想定しなければなりません。そうした場合、これまでの訓練を継続しながら、新たな「命を守る対策」を考えていく必要もあります。例えば、ハード面では「錦江湾横断道路の実現」も一つの可能性だと感じています。今回の訓練で出た課題をしっかりと受け止めながら、いつか、必ずある大爆発に備え、人災ゼロを共有認識として、引き続き、市民の皆様と一体となって訓練を継続してまいります。なお、訓練の模様はInstagramからご覧いただけます。
・市長の動きはWEBからご覧いただけます。
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