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【特集02】テレワークで利用できる子連れオフィスが開所しました。(1)

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鹿児島県 垂水市

■働きやすい環境づくり
本市では、人口減少や少子化の進行が深刻な状態であることから、「第2期垂水市まち・ひと・しごと創生総合戦略」において、子育てしやすい環境づくりを整備し、仕事と家庭の両立に向けた支援体制の推進を掲げています。また、子育てと仕事の両立の支援策として、国の「デジタル田園都市国家構想総合戦略」には「デジタル分野への就労支援、テレワークの促進など女性の多様な働き方の推進」が掲げられています。
そこで、本市では令和5年度から『子育て世代のテレワーカー育成事業』に取り組み、テレワーカーとしてのスキルを取得することを目的とした『子育て世代テレワーカー育成講座』を、株式会社LIFULLに業務委託をして実施しました。
また、同事業の一つとして、テレワーク環境が整備された『垂水市子連れオフィス』を、1月22日に垂水市子育て支援センター2階に開所しました。
本特集では、同事業の解説や、関係者インタビューをお届けします。

【1 子育て世代のテレワーカー育成事業とは?】
◆テレワーク・テレワーカーとは?
テレワークとは、子育て中の方などが、パソコン等を活用した、場所・時間にとらわれない柔軟な働き方であり、そのような働き方をする人を「テレワーカー」といいます。

◆事業内容
子育て世代が働くための環境整備の一環として2事業を展開しています。

(1)子育て世代テレワーカー育成講座
テレワーカー育成のため、必要なスキルを取得することを目的に行う講座です。講座内でテレワーカーとしての仕事受注の方法等を学べます。
基本的に、個人個人でインターネットの各仕事受注サイトから求人に応募します。株式会社LIFULLが運営する『LIFULL FaM』に登録して、仕事の受注を行うこともでき、現受講者も実際に利用しています。

▽主な講義内容
(1)基礎講座 基礎的なパソコン操作等
(2)キャリアアップ講座 実務に近い講義
(3)フォローアップ講座 働く考え方・悩みに答える

(2)子連れオフィス
子育て世代テレワーカー育成講座の受講者がフリーランスとしてテレワークを行いながら、スキルの向上や子育ての悩みなども共有できるコミュニティの場として、月2回、子育て支援センター2階を『子連れオフィス』として開放しています。

▽利用内容
開放日時:月2回 10時~14時
使用料:無料

▽利用の流れ
step1
専用チャットツールから連絡があった開放日に、子育て支援センターへ自身のパソコン等を持参。(出勤は自由)

step2
お子さんと一緒の場合は『ファミサポ(ファミリー・サポート・センター事業)』を利用してお子さんを預けることができます。

step3
2階でテレワークをしながら、保護者たちと、子育てや仕事に関する悩みについて相談をしながら楽しく就業。

◆『ファミサポ』を利用したお子さんのお預かりについて
ご利用にあたっては、子育て支援センターで事前に会員登録の手続きが必要です。お早めにご相談ください。なお、利用する場合は料金がかかります。詳しくは右のQRコードからご確認ください。
※QRコードは本紙をご覧ください。

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