天城町長 森田 弘光
新年明けましておめでとうございます。
輝かしい令和6年の新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
旧年中は、天城町政の推進にご理解とご協力を賜り心より感謝申し上げます。新型コロナウィルス感染症も落ち着きを見せはじめ、多くのイベントや集落行事が久しぶりに通常開催されるなど、ようやく賑やかな日常が戻ってきた1年であったかと感じております。そのような中、10月には“2023燃ゆる感動かごしま国体”トライアスロン競技が開催され、各都道府県の選抜選手による熱戦が天城町の地で繰り広げられました。歴史ある国民体育大会の開催地に名を連ねることができ、名実ともに“スポーツ愛ランドあまぎ”を体現することができたものと感じております。改めて、大会開催にご協力いただきました、町民の皆様に心より感謝申し上げます。
昨今の社会情勢を見ますと、長引く物価高騰や人手不足などが社会問題となっており、農業立町である本町においても、その課題が顕著になっております。特に畜産分野におきましては、生産資材の高騰や子牛価格下落の影響を大きく受けており、農家経営の安定化を図るため、令和5年度中に徳之島中央家畜市場で取引された12ヶ月齢以内の子牛(自家保留も含む)一頭あたり1万円を補助する、天城町畜産経営安定対策事業を実施いたします。「冬来りなば 春遠からじ」のことわざにもありますように、暖かな春は、確実に近づきつつあるものと思い、町民の皆様と一丸となって、共に乗り越えてまいりたいと思います。
さて、本町では、出産祝い金をはじめ保育料や給食費の無償化、児童医療費助成など子育て支援に積極的に取り組んでまいりました。最近では、町外の方々からも「天城町は子育てしやすい町」と温かい評価をいただけるようになってきております。引き続き、これらの施策を推進し「住んでよかった。暮らし満足度NO.1のまち」を目指してまいります。
あわせて、新たな年を迎えるにあたり、次なる時代を見据え、多様性を認め合う地域社会の形成や地球環境保全など、人と自然に優しいまちづくりにも積極的に取り組んで行く所存です。本年も、町民の皆様のご支援ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
町民の心は一つ。“てぃーち”にして共にがんばりましょう!
令和6年元旦
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