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教育委員会だより

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佐賀県多久市

■「多久から発信!SDGs(16)」
○「食事を通して」
2月12日、多久市では中央公民館を会場に「男女共同参画特別上映会」が開催されました。この日上映されたのは「弁当の日『めんどくさい』は幸せへの近道」という、子ども自らが台所に立ち、自分の弁当を作る活動をテーマにしたドキュメンタリー作品です。弁当を作ることを通じて、本人や家族に芽生える成長や気づきを、笑いや涙を交えて描かれています。
作品の舞台である香川県で始まった「弁当の日」は、食育の視点から全国的に取り組む学校が広がりました。現在、多久市内でも「My弁当の日」と題し、子どもたち自身が弁当を作っている学校があります。弁当を作ることで、家庭の中での自分の役割に気づいたり、食に対する感謝の思いに触れたりすることができます。
さて、この3月に市内3校の義務教育学校を156名の9年生が卒業します。9年生のみなさんに提供された給食は、給食センターのみなさんが栄養のバランスを考え、地産地消、安心・安全を心がけ、心を込めて作ってくださっていました。心も体も大きく成長した9年生のみなさん、日々の給食を届けてくださったことを、どうぞ心に留めておいてください。そして、卒業した後、食事を通して、学校の給食や弁当のことを思い出し、感謝の気持ちを育て、今の自分にできることを考えて、成長してほしいと願っています。持続可能な社会づくりを担う9年生を、これからも多久市のみなさんが応援しています。

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