あったかいお部屋でステキな1冊を。
からだも心もぽかぽか。
■今月のオススメ
▽一般図書 まいまいつぶろ[幻冬舎]村木嵐[著]
その半身思うにならず、その言葉は誰にも届かず、ただ独りであった。その者に出会うまでは。
麻痺を抱え言葉が不明瞭であった第九代将軍徳川家重と、ただ一人彼の言葉が理解できた側近大岡忠光の物語。忠光が伝える家重の言葉は、果たして本当に家重の言葉なのだろうか。男たちの思惑が入り乱れる。
▽児童書 10歳からの考える力が育つ20の物語[岩波書店]石原健次[作]矢部太郎[絵]
「3匹のこぶた」のオオカミは、本当に悪者だったの?「ハーメルンの笛吹き男」が本当に言いたかったこととは?オオカミ少年はなぜウソをついたのか?
あらゆる角度から童話を読み解いていくうちに、今まで気付けていなかった側面にハッとさせられる。子どもから大人まで、みんなに読み解いて欲しい。20の物語をどうぞ。
▽利用のご案内
・毎月第2・第4水曜日は宮之浦図書室、第4金曜日は尾之間図書室でおはなし会を開催しています。
・体調の悪い方はご利用をお控えください。
・読書の前と後には、手を洗いましょう。
問合せ:宮之浦図書室/尾之間図書室
【電話】43-5900
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