フレイル予防のためのいきいき長生きコラム

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■今月のテーマ「高血圧、どうする?」
仲医院看護師　岩下久代さん
75歳以上の皆さん、あと10年元気で長生きしませんか?
最近の臨床研究で血圧の値は130/80mgHg未満に抑えるようにと言われています。この数値より高いと脳卒中、心臓病などのリスクが高くなることがわかってきました。血圧が高めの方は、まず血圧を下げるために生活習慣の改善・見直しをしましょう。

(1)食事を減塩に!
→塩分が多いと血管の中の水分が増えて血管にかかる圧力が増えます。

(2)喫煙やアルコールの過剰摂取を止める
→アルコールは一時的に血圧を下げますが、飲み続けると血圧は上がります。

(3)運動習慣を取り入れる
→ストレッチ、ウォーキングなど無理のない程度に取り入れる。

(4)お薬を飲む
→生活習慣の改善が難しい場合はお薬を飲むことも必要です。飲み始めても、冬は血圧が高くなりますし、夏場は血圧低下や脱水が起きやすく、季節に応じて薬の種類や量を調節する必要があるので、適宜、医師と相談していきましょう。

「たかが血圧、されど血圧」です。まずは自分の血圧を知ることから始めてください。

■医療法人悠彩会　仲医院
仲医院は安房集落で50年以上にわたり、地域のかかりつけ医として病気の治療、症状の改善のお手伝いをしています。胃内視鏡、大腸検査、レントゲン、エコー、心電図、脈波などの検査を行っており、必要があれば他院と連携して最適な治療を行っています。お気軽にご相談ください。

このコーナーでは、町内の医療機関などから、健康で長生きするための「耳より情報」をお届けします。