健幸だより Yakushima Health

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■まちの健康づくり計画「健康やくしま21」自然と共に生きる元気な町
町では、「自然と共に生きる元気な町」の実現を目指し、令和11年度までを計画期間とする「健康やくしま21(第3次屋久島町健康づくり計画)」を策定し、さまざまな健康づくりの取り組みを進めています。今回は、生活習慣に関する「朝食」の大切さをご紹介します。

▽朝食は1日の中でも最も大切な食事です
朝食は、目覚まし時計の役割をしていると言われており、体を目覚めさせるためにも大切な食事です。
朝食を抜くことで、健康を損ないやすいとも言われ、米国心臓病学会(ACC)の研究から、朝食を食べない人では毎日食べる人と比べて心疾患の死亡リスクは87%上昇すると言われています。
朝食を抜くことで、食欲の不安定化、満腹感の低下による肥満との関連、血圧の上昇、脂質値の上昇などの生活習慣と関連があるとされています。
食欲が落ちやすく、熱中症の危険も高まる今の季節は、特に朝食が大切になります。ぜひ、家族みんなで朝食を食べる習慣を作りましょう。

特定健診の質問票から、屋久島町民の方は、国や県と比べて朝食を抜いている方が多くいることが分かっています!
朝食を抜くことが週3回以上ある方の割合は以下のとおりです。(R4特定健診質問票より)
・屋久島町…13.90%
・鹿児島県…9.0%
・国…10.30%

▽「生活習慣病予防と改善」の取り組み
・歩くことをこころがけよう
・ロコモティブシンドロームやフレイルについて知ろう
・糖尿病について知ろう朝食を食べよう
・減塩・バランスのよい食事をしよう