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「フレイル」ってなに?今こそフレイル予防が必要です!

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鹿児島県屋久島町

■「フレイル」ってなに?
高齢になって、心身の働きが弱くなった状態を「フレイル」と言い、健康と要介護の中間の状態と言われています。
「フレイル」は、単に「からだ」の虚弱ではなく「社会性」や「こころ」の虚弱という3つの要素がお互いに影響しあっています。どれか一つでも当てはまれば、対策をしましょう。
特に、コロナ禍の影響で、これまで出かけていた場所に行けない期間があったことで、知らず知らずに心身が虚弱になり生活のハリも低下している方が多いかもしれません。今こそ、「フレイル」に早めに気づき対策することが大切です。早めに気づき対策することで、介護を予防し、元気を取り戻すことができます。
フレイル予防のポイントは、「栄養」と「運動」と「社会参加」です。「よく噛んでバランスのよい食事をとり、運動を継続し、住み慣れた地域で社会参加する」という生活を習慣化することで、健康寿命を伸ばすことができます。今日から、自分の出来そうなことから、始めてみましょう。

■フレイル予防3つの柱

■よく噛んで、しっかり飲み込める=「食べる力」を保つポイント
(1)歯ごたえのあるものをよく噛んでおいしく食べる。
(2)噛んだり、飲み込むための筋力をきたえる。
→鏡の前で「あ、い、う、べー」と大きな口で言ってみる。
(3)唾液腺マッサージで、お口の中の乾燥を予防する。
(4)お口の中を清潔にして虫歯や歯周病を予防し、歯が抜けるのを防ぐ。
(5)虫歯や抜け歯は、放置しないで歯科医院に行く。
(6)定期的に歯科健診を受けて、いいコンディションを維持する。

介護予防教室やサロンなどでも「食べる力」を保つお口の体操をしています。みんなと楽しく取り組む=「社会参加」することで、さらにフレイル予防につながります!
本紙右の写真は、「楠川みんなの家」(楠川)、「茶のみ」(平野)での、お口のフレイル予防教室の様子です。

問合せ:役場健康長寿課健康増進係
【電話】43-5900(内線141)

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