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毎月10日屋久島の魚を食べる日VOL.6

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鹿児島県屋久島町

本町の魚のPRと魚食普及を図る事を目的として、毎月10日(いおの日)を「屋久島の魚を食べる日」として制定しています。魚食普及の取り組みとして、お魚マイスターアドバイザーの川東繭右さんが旬の水産物を紹介します。

■チビキ(ハマダイ)
屋久島近海には曽根と呼ばれる好漁場が点在しており、様々な深海魚が生息しています。
メタリックレッドに輝く体、大きく澄んだ瞳、そして細く長く伸びた尾びれを持つチビキは、魚類界の女王の風格。屋久島ではタルメ(メダイ)と並ぶ水揚げの多い深海魚です。水深150m~500m、餌は主にサンマの切り身を使い、仕掛けには針を10本ほどつけて、チビキの群れを狙います。2kgを中心に7~8kgの大型も混じります。
主にエビやイカ、小魚を主食としているチビキは、刺身でも煮ても焼いても美味しく、調理法を選びません。美しい色の赤い皮は、焼けばパリッと、炙れば香ばしく、これからの季節はお鍋もおすすめ。プルンと柔らかくなった皮にはコラーゲンが含まれ、健康効果も期待できそうです。鮮魚店では切り身で販売されていることが多いチビキですが、塩麹や味噌に漬けておくと保存期間が延びて調理が手軽、旨みも増すのでぜひ試してみてください。

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