■暮らしの中の民具紹介~ハツリ斧(イチョウバ)
ハツリ斧(イチョウバ)は、切り倒した丸太を、角材に加工する際に使われていた民具です。刃の形が、イチョウの葉に似ていることから、イチョウバとも呼ばれていました。絵のように丸太の上に立ち何度も何度も振り降ろし、少しずつ削(はつ)っていきます。このようにして荒取りした材は、木馬(きんま)などで山から運び出しました。
危険な仕事でしたが、山師たちはこのハツリ一本で山から山へ渡り歩きました。
問合せ:屋久島町歴史民俗資料館
【電話】42-1900
屋久島町宮之浦1593番地(屋久島北分遣所横)
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人100円、小中高校生50円(団体割引あり)
町民は入館無料
休館日:月曜日
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