今月号の特集は、「屋久島ぽんかん原木導入100周年」です。「屋久島ぽんかん」は、大粒で濃厚な美味しさが特徴で、12月中旬のちょうど今頃に旬を迎えます。ぽんかんは、お歳暮としての商品価値が非常に高く、ちょうどこの時期に屋久島から全国に出荷されます。式典では、農家の方々のこれまでの努力や屋久島ぽんかんの恩恵で子どもを高校、大学へ進学させることができた農家が数多くあったことなどが紹介されました。取材をとおして黒葛原兼成翁の功績と、ぽんかん原木が屋久島の人々の暮らしを豊かなものにしてくれたことを改めて実感することができました。(ひさ)
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