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まちからのお知らせー生活環境課ー

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鹿児島県屋久島町

■水道コラム(1)~飲料水ができるまで~
私たちが日頃使用している水道水、蛇口を回すと安心して飲める飲料水が当たり前のように出てきますし、生活する上で欠かすことができません。この飲料水、水源地での取水から皆様の住居や店舗・事業所に給水できるまでには様々な施設・設備が必要です。水道事業は、安心で安全な飲料水を常に、当たり前に供給するライフラインですが、その実態はあまり知られていません。
“当たり前”の環境を守るためにどのような維持管理等がなされているのか、「水道コラム」と題し、複数回に分けて水道事業についてお伝えします。今回は、各水道施設の役割を解説します。水道施設の全体を表すと、下図のイメージのようになります。
一覧については本紙をご参照ください

■屋久島町の実際の水道施設
1.取水施設
ウォータースクリーン(石などを通さないフィルター式の取水施設)

2.沈砂池
取水後、土や砂などを沈殿させて取り除きます。

3.前処理機・急速ろ過機
沈砂池から送られてきた水を、前処理機、急速ろ過機の順にろ過処理し、不純物を取り除きます。

4.機械設備棟~配水池
ろ過された水に次亜塩素酸ナトリウムを注入して塩素消毒し、安全な飲料水になったものが配水池に順次貯水されます。

5.配水管~給水管
配水池に貯水された飲料水は、地中に埋設された配水管・給水管を通じて随時各戸へ送られます。(取水施設から浄水場までの管を導水管、浄水場から配水池までの管を送水管と言います。)

屋久島は雨が多く、美しい水に恵まれています。「こんなに水が豊富なのになぜ水道料金がかかるの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、どれほど美しい水でも、ろ過処理や殺菌処理されていない自然界の水は、目に見えないレベルで多くの不純物や細菌が含まれています。これを不安なく飲めるように処理し、皆様に給水するために水道施設が必要です。水道施設を整備し、維持管理していくためには、一部税金も投入されますが、基本的には使う人に料金として負担していただく必要があります。水そのものの代金ではなく、施設整備費や維持管理費として負担していただく料金が水道料金なのです。
※水道料金は、税金のように一律に課される性質のものではなく、使用した方(水道事業による飲料水供給の便益を受けた方)が使用した分だけ応分負担する私債権です。

問合せ:上下水道係

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