口永良部島では、4月に入り主に古岳火口付近の浅いところを震源とする火山性地震が多い状態で経過しています。GNSS連続観測では、2023年6月頃から11月頃にかけて古岳付近の膨張を示す変動が観測されており、現在も膨張した状態が維持されています。火山活動が高まった状態となっていることから、4月13日(土)12時35分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。
新岳火口及び古岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。また、向江浜地区から新岳の南西にかけての火口から海岸までの範囲では、火砕流に警戒してください。
屋久島町が規制をしている場所へは立ち入らないでください。最新の活動状況は、気象庁ホームページでご覧になるか、下記へお問い合わせください。
(2024年4月23日時点)
問合せ:
福岡管区気象台【電話】092-725-3606(24時間)
火山防災連絡事務所【電話】49-4531(平日8:30~17:15)
HP検索:気象庁 口永良部島
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