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屋久島町歴史民俗資料館通信(れきみんかん)

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鹿児島県屋久島町

■駆け抜けろ!動輪~急行屋久島物語~
昭和46年7月21日、北九州の門司港~西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)間を走る季節臨時列車の出発式が盛大に行われました。その名は「急行屋久島」でした。
時はディスカバージャパン、旧国鉄が打ち出した全国鉄道旅行キャンペーンで沸き上がり、「南海の秘境屋久島」をキャッチフレーズに売り出し、その期待を担っての運行でした。
狙いは見事に的中し利用者が増えたため、その翌年には大阪~西鹿児島の区間で定期便化し、これは前年に就航していたフェリー屋久島にも接続され、屋久島への観光客は飛躍的に増加しました。この頃のお盆などの繁忙期には臨時便も加わり、1日14便もの列車が行き来していました。
しかし、昭和50年に山陽新幹線の博多駅開業に伴い定期便としては廃止となります。その後、急行屋久島の動輪部分が屋久島に贈られ、現在も宮之浦野球場の脇で静かに旅の疲れを癒し続けています。

問合せ:屋久島町歴史民俗資料館
【電話】42-1900
屋久島町宮之浦1593番地(屋久島北分遣所横)
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人100円、小中高校生50円(団体割引あり)
町民は入館無料
休館日:月曜日

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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