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令和5年度屋久島町の決算を報告します(1)

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鹿児島県屋久島町

決算は皆さんが納付された税金、国や県からの補助金・交付金などがいくら入ってきて、どのように使ったかを明らかにするとともに、町の1年間のあゆみ・記録となるものです。
このページでは1万円未満の金額を四捨五入して表記しています。詳しい数値は、町ホームページで公開しているほか、役場本庁または各出張所でご覧いただけます。

令和5年度は、歳入総額137億8467万円(前年度比5.7%減)、歳出総額122億8671万円(前年度比11.9%減)となりました。歳入の主な減額要因は、屋久島と口永良部島間の海底光ケーブル整備事業や災害復旧事業の完了、新型コロナウイルス感染症対策関係の交付金の減少などによる国庫支出金(10億482万円減)の減や繰越金(4億1228万円減)の減少などによるものです。
歳出の主な減額要因は、前述の海底光ケーブル整備事業の完了などによる普通建設事業費(9億7378万円減)の減少や積立金(2億131万円減)の減少などによるものです。
経常収支比率は前年度比0.4ポイント増加して87.4%となりました。適正とされる範囲にあるものの、扶助費の伸びなどにより今後は比率の増加が予想されます。限りある貴重な財源が確実に町政発展へとつながるよう、効率的かつ効果的な事業の取捨選択を行うなど、適切な財政運営に努めていく必要があります。

■経常収支比率とは?
町が自由に使えるお金のうち、人件費、借金返済に充てる公債費、医療費や生活支援のための経費である扶助費など、支出が避けられない必要な経費が占める割合です。その値が低いほど、政策的に使えるお金が多いことを示し、目安として70~80%台が「適正」、90%以上は「硬直化している」とされています。

■性質別(経済的性質による分類)歳出内訳

■目的別(行政目的による分類)歳出内訳

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