新年のごあいさつ New Year’s greetings 2025

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■町長　荒木耕治
明けましておめでとうございます。
町民の皆様におかれましては穏やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年8月末に襲来した台風10号により樹齢3千年とも言われる弥生杉が折れるなど、町内に大きな被害をもたらしました。幸いにも人命に被害を及ぼす災害はなく安堵いたしましたが、大型化する台風や、全国的に多発する地震、豪雨等の大災害に備えるため、引続き「安全で安心な町づくり」を推進し、不測の事態に備えた対策に努めてまいります。
さて、私は昨年6月に全国離島振興協議会会長の職に再び選任していただきました。離島における担い手不足、少子化対策などの問題解決には定住対策が最も重要であると考えており、全国141の離島が抱える諸問題解決に向け、関係市町村と連携し取り組む所存です。
また、町民生活に欠かすことのできない航路・航空路の運賃や物流コストの低廉化等の制度であります「有人国境離島法」が令和8年度に期限をむかえることから、この法律の延長及び更に充実した制度内容を目指し粘り強く活動してまいります。
本町において悲願でありました、屋久島空港の滑走路延長事業が昨年決定しました。本事業は単に観光の振興のみではなく、一次産品の流通や島民や出郷者の移動手段など多面的な利益をもたらすものと考えておりますので、国・県と連携し、早期完成を目指します。
町民の福祉の向上と町政の更なる発展に取り組み、希望と笑顔があふれる屋久島町の創造に一意奮闘してまいりますので、引続き町民の皆さまのご支援とご協力、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
最後になりましたが、この一年が町民の皆様にとりましてより良き年となりますようご祈念申し上げまして新年のご挨拶といたします。

■議会議長　石田尾茂樹
明けましておめでとうございます。
心新たに新年をお迎えのことと存じます。本年も町民の皆様方にとって健康で幸多い一年でありますようお祈り申し上げます。また、日頃から議会活動に対しましてご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、昨年は1月1日に能登半島地震が発生しました。被災地域の早期の復興と、お亡くなりになられた方々への心からのお悔みと被災された方々が一日でも早く元の生活に戻れるようお祈り申し上げます。
屋久島町においても、昨年8月に襲来した台風10号により、人的な被害はなかったものの、停電や断水等により日常生活が大きな影響を受けました。また、近年は南海トラフ地震の危険性も指摘されているところです。我々議会としましても地域の防災対策に町当局と協議しながら取り組んでいきます。
猛威をふるった新型コロナウイルス感染症も5類に移行され、屋久島町においても観光客等の増加により、町民の皆様の経済活動も少しずつですが上向いてきております。
屋久島町議会としましても、町民に信頼される議会を目指し、「議会基本条例」に基づき本年度も町民や各種団体との意見交換会を重ね、議案審査や課題解決に向けて鋭意取り組んでまいります。
最後に、本年が屋久島町にとって大きな飛躍の年となりますようご祈念申し上げまして新年のご挨拶といたします。

■教育長　石田尾行徳
明けましておめでとうございます。
希望に満ちた新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
町民の皆様には平素から町の教育の充実、発展に深いご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
昨年は、小瀬田小学校の野生生物保護功労者表彰における環境省自然環境局長賞の受賞や安房中学校生徒の全国中学生ウエイトリフティング大会での優勝、コロナ禍で開催を自粛しておりましたドラゴンボート大会の5年ぶりの開催など、明るい話題が数多くあり、活力ある屋久島を感じられたことは喜びに堪えません。
さて、二十一世紀も早や四半世紀が経とうとしています。この間、時代は確実に進み、学校現場におきましてもGIGAスクール構想によりタブレット使用が当たり前に行われるなど、DX化の波はどんどん押し寄せてきております。
町教育委員会としましても、ソサエティ5.0時代を生き抜く、次代の担い手である子どもたちの育成に今後とも注力してまいります。
また、社会教育におきましても、引き続き学習機会の情報提供や指導者の育成・確保、社会教育施設の維持など、生涯学習の基盤づくりに努めてまいります。
町民の皆様には、本年も屋久島町の教育行政へのご理解とご協力をお願い申し上げます。
この一年が町民の皆様にとってよりよき年になりますようご祈念申し上げまして、新年のご挨拶といたします。