■不登校経験者の自立支援に力を入れる立花高校、齋藤校長迎え講演会
(学)立花学園立花高等学校(福岡市)校長、齋藤眞人(さいとうまさと)氏を講師に迎え、10月20日、町文化会館で「家庭教育講演会」を実施しました。講演は「それでよかよか〜寛容の精神が醸成される社会〜」と題し、約8割の生徒が不登校の経験を持つ同校での、生徒や保護者に寄り添った自立支援の様々な事例を紹介。私たちが「当たり前」と思っている社会通念が実は思い込みで、多様な子どもたちにとって生き辛い社会となっていないかや、助けて欲しい人が助けてと言える、頑張っている人が自分の頑張りに気付ける優しい社会を目指すことの大切さを改めて考えさせられる内容でした。参加者は、齋藤氏が語る同校の子どもたちのエピソードに、時に涙を拭いながら、子どものありのままを受け入れることの重要性に真剣に耳を傾けていました。
■中学校芸術鑑賞事業「倉沢大樹エレクトーンandピアノコンサート」
中学校芸術鑑賞事業「倉沢大樹(だいじゅ)エレクトーンandピアノコンサート」を10月29日、町文化会館で実施しました。倉沢さんは16歳からエレクトーンとジャズピアノを始め、1993年には第30回インターナショナル・エレクトーン・フェスティバルに日本代表として出場。アレンジャーとしての活動や、全国各地の公演で活躍されています。
当日はミュージックワイド音楽教室のピアノ講師、松田琳太郎さんもゲストでピアノを演奏。鑑賞した中学生は、手足を使って異なるパートを弾くエレクトーンの多彩な演奏など、鍵盤楽器の魅力を堪能しました。
問合せ:
社会教育課【電話】0997-82-2904
学校教育課【電話】0997-82-1308
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