文字サイズ
自治体の皆さまへ

令和4年度鹿児島学習定着度調査の結果

17/53

鹿児島県 志布志市

令和5年1月、県内の小学5年生、中学1・2年生を対象に「鹿児島学習定着度調査」が行われました。この調査には、「基礎・基本」と「思考・表現」を問う問題が盛り込まれています。

◆令和4年度鹿児島学習定着度調査通過率と県との比較

小学校においては、全教科とも県平均通過率を下回る結果となりました。中学校においては、中学校2年生の英語のみ県平均通過率を上回る結果となり、その他は県平均通過率を下回る結果となりました。
今回の調査結果をもとに、学校では、子どもたちが出来なかった問題に再度取り組みます。さらに、志布志市では、以下のことに全力をあげて取り組みます。

◆学校で取り組みます
・鹿児島大学などとの連携や先進校視察、各種研修会を通して「わかる・できる」授業づくり
・全校体制での子ども一人一人のつまずきに合わせた個別指導・補充指導
・ICT機器の効果的な活用

◆家庭で取り組みます
・「早寝・早起き・朝ごはん」、「守ります!9時オフ(電子機器、懇親会など)」の徹底、「志アップ子育て手帳」を活用した基本的生活習慣の確立
・子どもの学習を見届けたり、頑張りを褒めたりして学習意欲(自己肯定感)を高める

◆教育委員会で取り組みます
・学校訪問による、効果的な指導方法についての指導、助言
・「チーム志布志」として各学校の学力向上につながった取組のシェア、授業の相互参観を実施

◆地域で取り組みます
・学校運営協議会制度による、教育活動の充実

《事例》
松山中学校運営協議会にて~メディア9時オフについて~
委員:メディアの利用に際して,気を付けていることはありますか。
生徒代表:勉強を終わらせてから使うようにしています。利用時間も長時間ではなく,1時間ほどなので保護者に言われないのだと思います。
委員:長時間にならないことを今後も大事にしてください。守っている人はどうですか。
生徒代表:9時オフを守るために帰宅してから,1時間ほど使って,その後に勉強をしています。
委員:皆さんの様子を知ることができ,良い機会でした。このように話を聞けたので,声をかける際の参考になりました。オンラインゲームでの長時間利用などは,保護者同士で認識を深める機会を設けることが大事だと思います。例えば,家庭教育学級の中心話題にしていく方法などをとるのも良いのではないでしょうか。通塾生徒とそうでない生徒の生活リズムの違いがあるとは思っていましたが,実態を知ることができて良かったです。オンラインゲームが長時間になり,依存症にならないようにあってほしいです。

問い合わせ先:志布志庁舎 教育委員会 学校教育課 指導係
【電話】472-1111

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU