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自治体の皆さまへ

【特集】安全・安心な暮らしのために(1)

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鹿児島県 志布志市

■出水期(しゅっすいき)前に備える
心地よい春の季節が過ぎると、まもなく梅雨がやってきます。
四季のある日本では、季節の変わり目には梅雨前線や秋雨前線が停滞し、たびたび大雨を降らせます。
また、7月から10月にかけては、接近・上陸する台風が多くなり、大雨・洪水・暴風・高潮などをもたらします。
近年、志布志市でも台風や前線による大雨によって、人々の生命や財産が脅かされるような自然災害が、毎年のように発生しています。

▽志布志市における直近の顕著な災害
令和2年(2020年)7月豪雨
令和2年(2020年)台風第10号
令和4年(2022年)台風第14号
それぞれ、風水害や停電など多くの被害が発生しました。
※出水期とは…集中豪雨(梅雨)、台風などが起きやすい6月~10月の時期をさします。

■防災気象情報の活用
災害から命を守るためには、「公助」(市、県、消防、警察署などが行う対策)だけでなく、一人一人の「自助」(災害に対する備えをしておく、危険を感じたら早めに避難するなど、自らの命を守るための防災行動を起こすこと)が重要です。
「自助」のために役立つのが、気象庁が発表している気象警報・注意報などの「防災気象情報」です。
早めの防災行動をとれるよう、気象庁は大雨や台風などに関する防災気象情報を随時提供しています。

○キキクル(大雨・洪水警報危険度分布)
気象庁では、地図上のどこで危険度が高まっているかがリアルタイムで色分けされる「キキクル(大雨・洪水警報危険度分布)」も提供しています。
パソコンやスマートフォンから、気象庁のウェブサイトの「キキクル(危険度分布)で確認できます。
キキクルで「黒」が出現した場合、重大な災害が切迫しているか、すでに発生している可能性が高い状況を表しています。土砂災害や洪水により命に危険が及ぶ場所(土砂災害警戒区域や、山間部の中小河川で氾濫流により流失のおそれがある家屋など)では、早めの避難を心がけ、遅くとも「紫」が出現した時点で、速やかに避難開始を判断することが重要です。

志布志市でも自助に役立つアイテムを用意しています。

○志布志市総合防災マップ
記事面には防災情報、地図面には土砂災害や津波の危険区域や避難所などを掲載しています。自宅付近や通勤・通学路などにおける危険な場所を確認してみましょう。(令和3年1月作成)
※総合防災マップは、市役所各庁舎で配付しています。

○志布志市公開型GIS
○行政告知端末
この2つは(本紙PDF版)6ページで紹介します。

○志布志市安全・安心メール
気象情報や防災情報をメールで配信しています。

登録方法:
(1)二次元コード(本紙PDF版4ページ参照)を読み取り、空メールを送信
(2)登録用URLが記載されたメールが届いたら必要事項を入力し登録完了

○志布志市公式LINEアカウント
○防災行政無線
安全安心な暮らしのために、災害への備えを行いましょう。

問い合わせ先:志布志庁舎 総務課 危機管理グループ
【電話】472‒1111(内線411)

■知ろう!災害ボランティア
▽災害ボランティアとは?
地震や水害などの災害発生から復興に至るまで、被災地のために復旧・復興のお手伝いを行うボランティア活動です。家屋の片付けや炊き出しなどの直接的な復旧支援のみならず、被災者の活力を取り戻すための交流機会づくりや被災者への寄り添いなど、被災者ニーズへの対応を中心とした活動を行います。

《活動例》
・避難所での支援(炊き出し・洗濯など)
・被災家屋の片づけ
・生活物資などの配布
・復興期における地域おこし支援

▽災害ボランティアセンター
災害ボランティアセンターとは災害時にボランティア活動を円滑に進めるために設置する拠点です。近年では令和2年7月豪雨の際に設置しました。

主な活動内容:
(1)被災地のニーズ把握
(2)ボランティアの受け入れ・調整
(3)資機材の受付・貸し出し
(4)ボランティアの派遣
(5)報告・振り返り

大規模な自然災害が発生した際、多くの災害ボランティアが復旧・復興のために大きな役割を果たしました。
「被災した方の役に立ちたい」、「復興を応援したい」と思ったときは、災害ボランティア活動に参加しましょう。服装例や活動イメージはイラスト(本紙PDF版5ページ参照)のとおりです。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

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