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【特集】環境月間~進むリサイクルの取組~

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鹿児島県 志布志市

◎令和6年度より市内全域で「使用済紙おむつ」を資源ごみとして回収します

6月は環境間です。今月は、エコ通信拡大版ということで、志布志市で進むリサイクルの取組として「紙おむつリサイクル」を紹介します。
また、エコライフ424チェックリストも掲載していますので、一人一人、エコライフを意識して取り組んでみましょう。

■再資源化率市レベル17年連続日本一を達成
環境省が公表している令和3年度のリサイクル率が74.3%となり、全国の市レベルでは、平成17年度以降、17年連続で日本一となりました。
この結果は、ごみの分別など市民の環境施策に対するご理解、ご協力があり、達成できたものです。今後もリサイクルにご協力をお願いします。

■紙おむつリサイクル これまでの取組
志布志市は、再資源化の推進および最終処分場の延命化を図るため、ユニ・チャーム株式会社、そおリサイクルセンターと平成28年に3者協定(平成30年に大崎町を加え4者協定)を結び、使用済紙おむつの再資源化に取り組んできました。
現在志布志市内では、有明町の川西地区(蓬原・原田・野神・山重)において、モデル事業として紙おむつ回収をしており、回収した使用済紙おむつからリサイクルされた紙おむつの販売も九州内の一部の介護施設で始まっています。

■これまでの取組年表

■世界初の取組
現在、使用済紙おむつは、一般ごみとしての取扱いですが、来年4月から紙おむつ専用の指定ごみ袋に入れて出して頂くことになります。
排出頂いた使用済紙おむつは、さまざまな処理を行い、上質パルプを取り出し、再度紙おむつとしてリサイクルされます。紙おむつから紙おむつにする「水平リサイクル」の取組は、世界初です。

■再資源化のメリット
重量比で埋立ごみの約1~2割が使用済紙おむつであり、再資源化することで、最終処分場の延命化が図られます。また、資源の有効活用になり、埋立てや焼却と比較して約88%温室効果ガスを削減するなど、持続可能な循環型社会の形成につながります。

■排出(ごみ出し)について
開始時期:令和6年4月
排出方法:紙おむつ専用の指定ごみ袋に使用済紙おむつのみを入れて排出してください。
※新聞紙や金属などの異物混入は、設備の故障、品質低下につながるため、排出しないようにしてください。
排出日:一般ごみ(週1回)と同日の回収日
(詳細は今後お知らせします)
排出場所:各衛生自治会の一般ごみステーションまたは紙おむつ専用ボックス
※紙おむつ専用ボックスは、今後実施する自治会アンケートで設置を希望した自治会に設置していきます。

■リサイクル体験を実施
4月29日、志布志お釈迦まつりの会場で、紙おむつ原料の一部を利用して、紙おむつリサイクルのワークショップを行いました。
紙おむつリサイクルのワークショップは、今後もイベント時などに開催予定です。

問い合わせ先:有明庁舎 市民環境課 環境政策室 環境政策係
【電話】474-1111(内線132)

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