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【特集】開設!志布志市農業サポートセンター(1)

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鹿児島県 志布志市

■志布志市の農家数
志布志市の販売農家戸数は、平成7年には3150戸ありましたが、令和2年には1029戸と、25年間で3分の1以下になっています。

市内の販売農家数の推移(農林業センサスより)

■進む担い手の高齢化
また、令和2年の農業経営体の割合は、70歳以上が38.9%、60歳以上になると72.5%と、農業の担い手の高齢化が進んでいます。

令和2年年齢別経営主(農林業センサスより)

このような現状の中、後継者の育成や、労働力が確保できないなどの諸問題に悩まれている農業経営者も多くいます。
また、昨今の社会情勢の変化や原油価格の高騰による農業資材などの値上がりで、資金で悩まれている農業者や農業の将来に不安を抱えている方、経営規模を拡大したいけど土地や設備がない、就農したいけどやり方が分からないなど、農業に関する悩みにはさまざまなものがあります。

■現状打破のため、農業支援体制を整備
現在、農業に関する悩みに対応するため、県や畑かんセンター、市役所、農協、農業委員会、農業公社、指導農業士会などの多くの関係機関が、それぞれの専門分野で相談体制を整えています。
しかし、個々の機関だけでの対応で終わってしまうことも多く、関係機関が一体となった支援にはつながっていませんでした。
そこで、志布志市では、農業サポートセンターを設置して、関係機関が一体となって、悩みを抱えた農業者や就農希望者をサポートする体制を整備しました。
農業サポートセンターでは、農業経営者の就農から経営の定着、発展までを一体的にサポートし、伴走型の支援やモデル経営体の育成、農業に関する情報の集約・発信などを行っていきます。

▽志布志市農業サポートセンター~相談から支援の流れ~
STEP1:農業に関する悩みをセンターで相談する

STEP2:関係機関集合!必要な支援について協議します

STEP3:支援チーム結成!伴走型の支援を行います(就農計画の作成、計画達成に向けた経営・栽培面の助言など)

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〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

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