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市長コラム

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鹿児島県 志布志市

■志布志港 全国3例目の産直港湾認定
農林水産物・食品の輸出額を2030年に5兆円とする政府目標を受け、国土交通省は2021年度から、大ロット・高品質・効率的な輸出に向けた港湾整備「産直港湾」制度の認定をスタートしています。
これを踏まえ鹿児島県では、農林水産物の一大生産地を背後地域に有する志布志港を活用した農林水産物・食品の更なる輸出促進に向け、令和4年10月、民間事業者や関係団体・行政機関からなる「志布志港農林水産物・食品輸出促進協議会」を設置し、「農林水産物・食品輸出促進計画(以下、輸出促進計画)」を策定しました。
策定された「輸出促進計画」は国土交通省に申請され、令和5年5月29日に国土交通省より認定を受け、産地と海外を直行サービスで繋ぐ物流拠点「産直港湾」として、志布志港はスタートを切ることになりました。
全国では、これまでに静岡県の清水港、大阪府の堺泉北港を認定しており、志布志港は3例目になります。
これは国内有数の食糧供給基地である南九州の農林水産物・食品の輸出強化を狙った取組です。
志布志港においては、「産直港湾」制度を活用して、新若浜地区の国際コンテナターミナルを改修(冷凍・冷蔵機能の追加)し、2024年度内を目標に、品質および衛生管理が可能な荷捌き施設の整備を行う計画です。
市としても、これから(仮称)みなと振興課の設置などを行い、組織再編や商談会・セミナーといったポートセールスに力を入れて輸出に努力して参ります。

下平 晴行

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