教えて!ダイバーシティ(拡大版)

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■「パートナーシップ宣誓制度」がスタートしました

志布志市では、男女共同参画をはじめ多様性を認め合う事で性別にかかわらず、そこに生きる人の権利を尊重し合い、個性と能力を十分に発揮しながら全ての人が幸福を感じて生きていけるまちづくりのために「ひとがともに輝くまちづくり条例」を令和5年4月から施行しました。
そして、この条例の基本理念に基づいて「パートナーシップ宣誓制度」を令和6年1月からスタートしました。この制度は法律で婚姻が認められていない同性のカップルや、事実婚の関係にある方が、「お互いを人生のパートナーとし、日常生活において相互に責任を持ち協力し合う2者の関係であることの宣誓」について、自治体がその想いを尊重し、宣誓書の受領証などを交付する制度です。法的な拘束力はありませんが、市が性的マイノリティの方々や何らかの理由で法律婚を選択できない方々のパートナーシップを尊重する事で日常の生きづらさを軽減し、自分らしく幸せに生きようとする意思を応援することは、人権や多様性を認め合う観点から大きな意義があると考えます。
さらにこの制度の認知や理解が広がることで、行政サービスや民間のサービスなど、制度を利用した人が受けられるようになるサービスも増えていくと考えられます。
この制度の詳しい内容や申請の方法、宣誓の要件などは市のホームページにまとめて掲載しています。ホームページを見て、宣誓を考えている方やさらに詳しく知りたい方は下記の二次元バーコードから専用連絡フォームに繋がりますのでご連絡ください。
この制度に象徴されるように、社会の在り方や人々の生活様式はめまぐるしく変化しています。同様の制度は全国でも300を超える自治体が既に導入済みであり、家族の在り方も多様になっています。多様な選択を認めることがダイバーシティ社会へとつながり、誰もが生きていくことに失望しない社会へとつながるはずです。

問い合わせ先：志布志庁舎　コミュニティ推進課　ダイバーシティ推進係
【電話】472-1111(内線352)