■なぜ組織が変わる?
(1)社会情勢の変化や、多様なニーズにより、新たな行政の課題が年々増加している状況の中、限られた職員数で市民サービスの維持・向上を図るために、関係分野の連携や機能集約による行政効率化を行う必要があるためです。
(2)地域活性化や少子高齢化対策、デジタル化など、新たな取組を進めていくためには、現状の業務の枠にとらわれない、組織内の連携強化が必要なためです。
(3)これまでの業務のつながりを考慮の上で、支所機能を維持しつつ、本庁機能を志布志庁舎に集約し、グループ制の効果を最大限発揮できる体制へ移行することで、市民サービスの向上や効率化につなげるためです。
■いくつかの「課」が変わります
(1)総合政策課と情報管理課の統合
2つの課を統合し、電算業務とデジタル業務を一体的に行うとともに、統計情報などを活用し、社会情勢の変化に的確に対応した政策立案体制の充実化を図ります。
(2)シティセールス課の設置
観光、商業、特産品振興とあわせて、本市の魅力を掘り起こし、市内外に発信する体制を強化し、本市の活性化につなげます。
(3)みなと振興課の設置
民間企業を含めた志布志港活性化の取組を推進し、さらなる志布志港の利活用促進や、広域道路網の整備促進による優位性を活かした企業誘致や立地、企業支援を進めるため、みなと振興をはじめ貿易・企業立地などの推進体制強化を図ります。
また、漁業振興や漁港管理のため、耕地林務水産課から水産業務をみなと振興課へ移管します。
(4)福祉課と保健課の再編
「保健、介護、医療制度の連携」、「健康寿命を延ばすこと」、「出産、育児、子育て、保育の一体的な取組」など、今後の社会福祉分野における課題に対応するため、きめ細やかなサービスを提供できる体制づくりとして、2つの課を、「福祉課」、「健康長寿課」、「こども子育て課」の3つの課へと再編します。
■本庁機能を志布志庁舎へ集約します
(1)[有明庁舎から志布志庁舎に移転する課]市民環境課、税務課、福祉課、建設課、会計課
これに伴い、有明庁舎には市民税務課、福祉保健課を配置します。
(2)[新たに志布志庁舎にできる課]シティセールス課、みなと振興課、健康長寿課、こども子育て課
※農政畜産課、耕地林務課は引き続き有明庁舎に配置しますが、これまでの庁舎別館から本館1階へ移転します。
問い合わせ先:志布志庁舎 総務課 行政グループ
【電話】472-1111(内線403)
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