■市の積立金と借金は?
市では財源不足のときの調整や、将来多額のお金を使うことが発生したときなどに備えて、積立金(基金)を保有しています。令和5年度は積立額が取崩額を上回ったため、積立金の残高は増加しました。また、道路や橋の建設・維持補修や、学校や体育施設、防災設備の整備など、多額の費用を必要とする事業を実施する場合などに借入れをします。なお、この借入れの大部分は、国から交付金として補てんされます。
積立金(基金)
財政調整基金…28億5,102万円
減債基金…5億160万円
その他特定目的基金…107億2,599万円
合計…140億7,861万円
(令和5年度地方財政状況調査より)
公債費(借金)
残高…200億3,449万円
志布志市の人口:28,886人(令和6年3月末時点)
市民1人当たりの借金…約69万円
(令和5年度地方財政状況調査より)
▽地方消費税交付金(社会保障財源化分)が充てられる社会保障施策に要する経費
平成26年4月1日に消費税率(国・地方)が5%から8%へ引き上げられたことに伴い、地方消費税交付金の増収分については、社会保障施策経費に充当し、使途を明示することになりました。また、消費税率が8%から10%へ引き上げられたことによる地方消費税増収分も社会保障施策経費に充当することとされています。
本市の社会保障施策に要する経費(歳出)…84億2,638万円
うち地方消費税交付金(歳入)…3億9,870万円
ほかにも地方消費税交付金は、社会福祉や保健衛生分野に役立てられています。
▽特別会計の状況
特別会計とは、特定の事業を行う場合に特定の収入を特定の支出に充て、一般会計とは別に明瞭な収支管理を行うものです。
令和5年度特別会計決算
歳入:95億6275万円(前年度に比べて1億2894万円減)
歳出:89億8504万円(前年度に比べて3213万円増)
特別会計(決算額)
※令和5年度から下水道管理特別会計および公共下水道事業特別会計が廃止になりました。
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