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市長コラム

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鹿児島県 志布志市

■このまちで誰もが輝くために
毎年3月8日は「国際女性デー」として、各地でシンボルモチーフであるミモザの花のプレゼントや催しが開催されるなど、認知度が高まっている印象がありますが、皆さんは「国際男性デー」をご存じでしょうか。
「国際男性デー」は11月19日と定められており、ジェンダー平等の推進を目的とした日です。
この日に合わせて行われた「ジェンダー平等は進んだか?」とのアンケート結果報道を見たところ、男女問わずおよそ7割の方が「進んだ」と回答していました。それぞれの日常生活において、さまざまな面でジェンダー平等を実感する機会があったと推察されるところです。
一方、2割強の方は、ジェンダー平等が進んでいないと感じていることも重く受け止めなければなりません。
現状として、「男性優遇」と感じている方もまだまだ多い結果に、引き続きジェンダー平等推進を継続していかなければならないと感じたところです。
本市では、令和5年4月に性別を問わず自分らしく、幸せに生きることができる社会の実現を目指し、「志布志市ひとがともに輝くまちづくり条例」を制定し、令和6年1月にはこの理念に基づき、パートナーシップ宣誓制度を開始しています。
自分では気づかないような先入観による思い込みやものの捉え方は誰しもあるものと思います。その上で、互いを理解し、認め合い、協力して高め合うことができれば、誰もが輝く志布志市になる、と私は思います。

下平 晴行

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