文字サイズ
自治体の皆さまへ

教えて!ダイバーシティ(拡大版)(2)

9/53

鹿児島県 志布志市

■誰もが活躍できる職場を目指すためにおさえておきたい4つのキーワードを紹介します
▽その1 産後パパ育休
男性の積極的な育児休業の取得については、今回開催した交流会の中でも話題に挙がっていました。
希望に応じて男女ともに仕事と育児を両立できるのが理想ですが、女性と比較すると男性の育休取得率は低いのが現状です。
そこで、育児・介護休業法の改正(令和4年10月1日)により創設されたのが「産後パパ育休制度」です。
1歳までの育児休業とは別に、産後8週間以内に4週間を限度として2回に分けて取得できる休業です。また、労使協定を締結している場合に限り、労働者が合意した範囲で休業中に就業することが可能です。
[参考]
2022年度の男女別育児休業取得率
(厚生労働省発表)
女性 80.2%
男性 17.13%

▽その2 テレワークテレワークとは、ICT(情報通信技術)を活用した時間や場所を有効に活用できる柔軟な働き方のことです。
インターネットなどのICTを利用して、本来勤務する場所から離れ、自宅などで仕事をすることができるので、ワークライフバランスの実現、育児・介護と仕事の両立につながります。

▽その3 えるぼし認定
女性活躍推進法に基づき一定基準を満たし、女性の活躍促進に関する状況などが優良な企業を認定する制度。
採用されてから仕事をしていく上で、女性が能力を発揮しやすい職場環境であるかという観点から、5つの評価項目が定められていて、その実績を「女性の活躍推進企業データベース」に毎年公表することが必要です。
認定を受けた事業主は、認定マーク(愛称:えるぼし)を商品や広告などに付けることができ、女性活躍推進事業主であることをPRすることや優秀な人材の確保や企業イメージの向上などにつながることが期待できます。

▽その4 くるみん認定
次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業は、申請を行うことで「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定・トライくるみん認定・プラチナくるみん認定)を受けることができます。
認定を受けた事業主は、次世代認定マーク(愛称:くるみん)を、商品や広告などに付けることができ、子育てサポート企業であることをPRできます。その結果、企業イメージの向上、従業員のモラルアップやそれに伴う生産性の向上、優秀な従業員の採用・定着が期待できます。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU