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【特集】市の予算 and 施政方針(3)

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鹿児島県 志布志市

【主要施策の概要】
第2次志布志市総合振興計画のまちづくりの基本目標に沿って掲載します。

令和6年度予算は、次の4つの視点に特に着目し、事業を実施していきます。

1.若者の地域定着支援
2.結婚・子育て支援
3.魅力的で安心して暮らせるまち
4.変革による地域課題の解決(DX・GXの推進など)

■01「郷と郷」「人と人」「物と物」のつながりがあるまち
▼主な新規事業・拡充事業
◇バス通学等支援補助金(地方公共交通対策事業)…840万円
公共交通機関を利用して通学する市内の高校生や志布志高等学校に通っている生徒の保護者に対して定期券の購入費用を一部助成し、公共交通機関の利用促進を図ります。

◇輸出促進支援・志布志港PR活動事業…2,184万円
志布志港からの食品輸出貨物増加を図るため、特産品販路拡大に向けた海外輸出の支援を行います。志布志港の物流サービスや助成制度をPRし、国内外の事業者に対して志布志港の認知度を高め、更なる利活用促進を図ります。

・国際バルク戦略港湾の早期供用開始や原木流出防止などの安全対策、幹線貨物を取り扱う岸壁の耐震化に係る港湾計画への位置付けについて要望活動を行います。
・志布志港のコンテナ貨物年間取扱量12万TEU※を目指し、官民一体となって、一層の輸出促進を図ります。※1TEU=20フィートコンテナ1つ
・モーダルシフト※の受け皿としての役割が高まっていることから、RОRО船※およびフェリーさんふらわあに関するPR活動を行います。
※貨物輸送を自動車から環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へ転換すること
・令和6年度中に全線供用開始予定の都城志布志道路と東九州自動車道を結ぶ「曽於志布志道路」について早期事業化の要望活動を行います。
・東九州自動車道夏井インターチェンジへのアクセス道路の整備促進や県道の採択路線の早期完成に向け、要望活動を行います。
・市道一丁田宇都鼻線やグリーンロード志布志線などの整備を計画的に推進します。
・都城志布志道路沿線の市道整備、東九州自動車道夏井インターチェンジへのアクセス道路などの整備を計画的に実施します。
・予約型乗合い送迎サービス「チョイソコしぶし」が利用しやすい環境整備を進め、利便性と乗合率の向上を図ります。
・コンパクトなまちづくりの推進に向けて立地適正化計画の策定に取り組みます。
・台風や集中豪雨などに対応するため、下水道事業基本計画を策定し、計画的に改修を進めます。
・管理不全な空き家の所有者・管理者に対して空家特措法の一部改正に基づき対応するとともに、危険廃屋の解体、撤去にかかる費用の補助を行い、市民の安全安心な住環境の確保を図ります。

■02 自然や風土と共生する安心で豊かなまち
▼主な新規事業
◇定住支援事業…1億8,750万円
移住者を含め、市民の住宅取得の支援(最大150万円)を行うことにより、人口の流出を防ぐとともに、本市への定着を図ります。

◇循環センター分別指導・ごみ分別対策業務委託事業…217万円
新たに設置する常設のごみステーション、志布志市循環センター(有明町伊﨑田)を活用し、ごみ出し機会の拡充を図ります。高齢や障がいなどを理由に、ごみ分別に支障がある世帯の分別支援や個別回収により、安心してごみ出しができる環境づくりに努めます。

・木造住宅の耐震改修や危険ブロック塀の撤去など、安全・安心、快適に生活できる住環境整備に努めます。
・空き家バンクに登録する空き家の所有者に対してリフォームや家財処分費用の助成を行うことで、空き家の情報提供の充実を図ります。
・経済的支援により、安心して結婚できる環境の整備を図るとともに、若者が集い交流する機会を設け、婚活に取り組む若者を支援します。
・水道課を志布志町大原地区に移転し業務効率化に向けて取り組みます。
・志布志消防署への女性消防士専用の仮眠室などの整備や市と各地域コミュニティ協議会が一体となった防災訓練などにより、災害に強いまちづくりを目指します。
・運転免許証を自主返納した高齢者に対する支援をタクシー・給油利用券(2万円分)から報奨金(2万円)の支給に変更し、更なる利便性の向上を図ります。

■03 大地の力と海の恵みを生かした魅力あふれるにぎわいのまち
▼主な新規事業
◇チャレンジ補助金交付事業…400万円
市内商工業者の売上向上のための新商品や新サービスの提供、事業再構築などの新たな取組を支援します。(最大50万円)

◇シティセールス事業…3,862万円
本市の特産品を突破口としたイメージアップや志布志ファン獲得に向けた取組を行い、新設する「志布志ファンサイト」を基盤に、志布志市の経済活性化を図ります。

・地域で安心して暮らすために最低限必要となる商業機能を確保するため、既存の店舗で不足する必要品やサービスを新たに提供する事業者を支援します。
・物流アクセスの優位性をPRし、松山地区のインター工業団地の造成、整備を行います。
・深刻な有害鳥獣被害を防ぐため、捕獲報奨金の支援など被害の低減に努めます。また、鳥獣により荒らされた農地の復旧費助成を行い、耕作放棄地の減少に取り組みます。
・「しぶし茶」のブランド力向上を図るため、各種品評会への出品支援、情報発信などに取り組みます。
・本市の海産物のPRとともに、志布志漁協施設の整備を図り、燃油価格高騰により経営がひっ迫している漁業者を支援し、経営安定を図ります。
・ダグリ岬一帯のエリアについて、民間活力を導入した開発手法を取り入れ、引き続き整備に努めます。

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