都市部からやってきてさまざまな地域おこし活動を行う「地域おこし協力隊」と地域コミュニティ協議会の設立や協議会の活性化を支援する「地域支援員」が毎月交代でそれぞれの活動をレポートしていきます!
■地域おこし協力隊 村山 剛[NEW]
今回は、2月19日付で着任した村山隊員を紹介します。
自己紹介や今後の目標について話してもらいます!
志布志市役所有明庁舎内にある農業サポートセンターにて活動することになりました、村山剛(ごう)です。高校まで鹿児島市で生活し、青果物卸売業者に勤めておりました。
地域おこし協力隊に応募したきっかけは、知人が古民家カフェを開くということで、その手伝いで志布志市を訪れたのが始まりでした。何度か手伝いに来ているうちに地域おこし協力隊の募集を聞き、農業を始める方のサポートをする仕事と知って、これまでの幅広い経験から人を支える力・人をつなぐ力を十分に活かせると思い応募しました。
志布志市は自然が豊かであることも魅力的で、釣りやキャンプといったアウトドアが好きなこともあり、こちらに来てからは砂浜を散策したり釣りに出掛けたりしています。まだまだ満喫できていない自然や文化がたくさんあるので、これからの活動のなかで志布志市の魅力を発掘・発信していきたいと思います。
今回、地域おこし協力隊の活動として「就農者の支援」というミッションを行っています。
青果物卸売の営業をしていたこともあり、野菜には多少詳しくはありましたが、農業となると知識はほとんどなく、初めは何をしたら良いのか全く分からず農業の現状を把握することから始めました。
1カ月のインターンを経て、「後継者不足」「農業の労働力不足」「資材高騰による新規就農者の負担増」など、いくつかの課題を抱えていることが分かりました。今後、このような課題を解決できるよう関係機関や地域との人間関係をしっかり築き、さまざまな提案ができるような知識を備えていきたいと思います。
最終的な目標として高校生や中学生など若い人たちに農業に興味を持ってもらい、いずれ志布志市で農業をしたいと思ってもらえるように盛り上げていく活動をしたいと考えています。また、これから就農される方に安心して、頼りにしていただける農業の相談窓口となれるよう頑張っていきます。
活動終了後のことは模索中ですが、関係機関や農家の方々からさまざまな提案をいただき、3年間で人脈を広げ、経験を積み、それを活かせるような仕事を志布志市で見つけて定着できたらと考えています。
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