■志布志市のごみの推移
■祝ごみリサイクル率市レベル18年連続全国第1位達成!
▽生ごみの再資源化を始めた経緯
市では平成16年度から生ごみの再資源化を開始しましたが、開始前は一般ごみ袋に入れて最終処分場(通称清掃センター)へ埋め立てていました。最終処分場の延命化や環境衛生上の改善を図るため、生ごみを堆肥へとリサイクルする取組を始めました。その結果、大幅に埋立ごみの量を減らすことができ、ごみのリサイクル率は、76.0%(令和4年度実績)で、18年連続日本一を達成することができました。
現在、生ごみは、基本的に家庭菜園などでの堆肥化処理をお願いしていますが、自宅で処理できない生ごみは以下の手順で堆肥となります。
(1)ごみステーションに設置している生ごみ回収容器に、水を切った生ごみだけを出す。
(2)分別排出された生ごみは、松山町にある生ごみ堆肥化施設へ。
(3)運ばれた生ごみは、市内で回収した草木、剪定枝と混ぜ合わせて有機堆肥になる。
生ごみから作った堆肥は「おかえり循ちゃん」という名前で、市内の小売店や市役所で販売しています。販売価格は5キロ入りが100円、15キロ入りが300円です。
※堆肥化施設では袋詰めしていない状態で、1キロ3.3円にて販売しており、直接お買い求めいただけます。
有機堆肥「おかえり循ちゃん」は地域通貨「ひまわり券」2枚と引換することができるほか、市衛生自治会が各小中学校、保育園、地域コミュニティなどへ配布し、利用いただいています。
■お持ちですか?生ごみコンポスト、生ごみ処理機
▼購入費を助成しています
志布志市衛生自治会では生ごみの減量と堆肥化を推進するため、家庭に設置する生ごみコンポスト、生ごみ処理機購入にかかった費用の一部を補助しています。
コンポストや生ごみ処理機を使うと、手軽で簡単に生ごみを減らすことができます。夏場など、生ごみのにおいや虫の発生に悩まされることなく、機器によっては堆肥化できるので、ガーデニングなどに有効利用できます。ぜひご利用ください。
※生ごみ処理機で処理されたものは一般ごみでは捨てられません。
◇家庭用生ごみコンポスト
補助額:購入費用の半額を補助(上限3千円)
対象者:志布志市内に住所があり、居住していて、家庭用に市販の家庭用生ごみコンポストを購入した者。
◇家庭用生ごみ処理機
補助額:購入費用の半額を補助(上限2万円)
対象者:志布志市内に住所があり、居住していて、家庭用に市販の家庭用生ごみ処理機を購入した者。
問い合わせ先:
有明庁舎 市民環境課環境政策グループ【電話】474‒1111(内線133)
松山庁舎 総務市民課市民グループ【電話】487‒2111(内線225)
志布志庁舎 市民税務課市民税務グループ【電話】472‒1111(内線224・225)
■食品ロス、みんなで取り組み、削減しましょう。
生ごみの中には魚の骨、卵の殻などのように食べられないもの以外に、白米や野菜など、食べられるものが入っています。まだ食べることが出来るのに廃棄する「食品ロス」。日本の国民1人あたりの食品ロス量は1日約113グラムであり、ごはん茶碗1杯分に相当します。
普段の生活で意識付けし、食品ロスを減らしましょう!
《食品ロスを減らすポイント》
◇買い物でできること
(1)買い物前に食材をチェック
(2)必要な分だけ買う
(3)期限表示を知って、賢く買う
◇家庭でできること
(1)適切に保存する
(2)食材を上手に使い切る
(3)食べきれる量をつくる
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