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田舎のたしなみ。【9月】

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鹿児島県 志布志市

■お手軽に 手作りそば
そば汁(鹿児島弁でそばじゅい、そばずい)は、家庭にある野菜とそば粉を練ったものを煮込んだ料理です。ご家庭で優しい味をお楽しみください。

《そば汁(4人分)》
▽材料
そば粉…50g(1/2カップ)
水…25cc
そば粉(打ち粉用)…20~30g
大根…120g
人参…80g
里芋…100g
生椎茸…4枚
厚揚げ・深ねぎ・小松菜…それぞれ50g
小ねぎ…適量

(だし)
昆布…長さ15cm
いりこ…10g
水…1.5ℓ

(調味料)
薄口しょうゆ…80cc
本みりん…60cc

▽作り方
(1)鍋に水、だし昆布、いりこを入れて火にかけて、だしを作る。だし昆布は沸騰する前に取り出す。
(2)大根、人参、生椎茸は太めの千切り、里芋は皮をむき、ひと口大に切る。厚揚げは短冊切り、小松菜は3cm長さに切り、深ねぎは斜め切りにする。
(3)(1)に(2)の材料を入れて煮る。一煮立ちしたら、薄口しょうゆとみりんで味付けをし、火にかけておく。
(4)そば粉をボウルに入れ、水を少しずつ加えながら、そば粉に水がまんべんなくいきわたるようにする。
(5)そば粉がひとかたまりになったら、こねていく。
(6)まな板の上にそば粉を薄くふり、(5)を手で少し伸ばす。その後、麺棒を使って3mm厚さに伸ばし、幅1cm、長さ4~5cmの短冊に切り分ける。
(7)(3)の材料に火が通ったら蒸発した分の水を加え、再び沸騰させ(6)を手でほぐしながら加え、そばに火が通るまで煮込む。
(8)器に盛り、小口切りの小ねぎを散らす。

▽出来上がりました
煮込むうちに、打ち粉が溶け出してトロトロとした汁になり、美味しく出来上がります。今回の具材のほかに鶏肉を使ったそば汁もあります。野菜や鶏肉を油で炒めてから煮込むとさらに風味が増します。ぜひお試しください。

市生活研究グループでは、農山漁村で暮らす人々が自分たちの生活をより豊かにするため、生活の中で生み出した「生活の知恵(旬の食材の保存方法や、便利な道具の開発など)」を研究し、伝承しています。このコーナーをご覧いただき、ぜひ皆さんの日々の生活にご活用ください。

問い合わせ先:有明庁舎 農政畜産課 農政グループ
【電話】474‒1111(内線426)

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