◆「畑かん」とは?
「畑地かんがい」を指し、ダムやため池などに蓄えた農業用水を農地に送水して散水するシステムです。利用することで、農作物の収量アップや品質向上が期待されます。
◆畑かんマイスターに聞いてみた
本市には、畑かんの推進役として、「畑かんマイスター」の委嘱を受けている方が8人います。
今回は、畑かんマイスターの坂上康博さん(株式会社さかうえ専務取締役)に、ケール畑を案内いただき、お話を伺いました。
《畑かんマイスターへのインタビュー》
○畑かんをいつ利用していますか?
定植時と生育中、特に8~10月に利用しています。
○畑かん整備前のかん水方法は?
1カ所しかない給水口で水を汲み、動力噴霧機で1株ずつ株元にかん水していました。畑かんがあることで省力化できました。
○利用の効果は?
昨今の夏の暑さから定植直後の苗を守ったり、降水量が少なくても畑かんを利用し、かん水することで生育への影響を最小限にでき、安定した収量につながります。
本市では、大規模畑地かんがいを活用しての茶や野菜栽培などが盛んです。「畑かん」を活用して、作業効率アップ、収量アップを実感してみませんか?
問い合わせ先:有明庁舎 農政畜産課作物グループ
【電話】474‒1111
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