■オクラ加工品の機能性が評価 指宿産オクラで健康に
指宿産オクラ加工品が機能性表示食品として消費者庁に受理され、7月12日に発表会がありました。鹿児島純心大学・有限会社エールと産学官連携で平成27年度より指宿産オクラの健康への効果を検証。食後の血糖値を抑える効果のある粉末状の新商品が同日から発売されました。同社の倉本哲(くらもとさとし)代表取締役は「指宿産オクラの特色を示し、他産地と差別化を図ろうと認定を目指した。商品は規格外品を活用できるので付加価値向上につながれば」と話しました。
■今和泉小で遠泳大会 全員一緒にゴールを目指す
今和泉小学校の第34回遠泳大会が7月23日に同校近くの海岸で行われました。児童の泳力・体力の向上を図り、思いやりの心を育むことを目的に毎年行われているもので、4~6年の児童37人が参加。学年ごとに600〜1200メートルのコースに分かれ、助け合いながらゴールを目指しました。6年の今川寛大(いまがわかんた)さん(永吉)は「昨年は海に入るのが怖かったが、みんなと練習をして今年は楽しんで泳ぐことができた。とても良い思い出になった」と話しました。
■千歳市の児童との交流事業が開催 南国指宿の魅力を伝える
指宿市・千歳市青少年相互交流事業が7月28日から4日間行われました。姉妹都市間の友好を将来にわたり育もうと行われ、対面での交流は4年ぶり。千歳市の小学6年生12人が指宿市の児童の家庭へホームステイを行い、そうめん流しや池田湖での水上アクティビティなど、南国指宿ならではの体験を行いました。開聞小6年の中野玲我(なかのりょうが)さん(中組)は「遠く離れた千歳市の友だちに会えてうれしい。たくさん楽しい思い出をつくりたい」と話しました。
■2023かごしま総文祭が開催 全国の高校生が熱戦
第47回全国高等学校総合文化祭(2023かごしま総文祭)が7月29日から7日間開催されました。指宿市では7月31日から囲碁部門、8月3日から将棋部門が各2日間で行われ、全国から集結した約700人の高校生が対局しました。将棋部門の最終日にはプロ棋士との指導対局や決勝戦の大盤解説が行われ、千葉県から参加した高校生は「以前に対局した相手と指宿で再会できたのは将棋がつないだ縁。大会も観光もどちらも楽しみたい」と話しました。
■第34回シルバー美術展が開催 自慢の作品が集う
第34回いぶすきシルバー美術展が7月30日〜8月16日の期間、時遊館COCCOはしむれで開催されました。60歳以上の県民が対象で、油絵や水彩画など137点が出品されました。初日には表彰式があり、油絵「老いを迎え入れるな」で最優秀賞を獲得した林元愛人(はやしもとあいと)さん(湊中)などが表彰を受けました。林元さんは「自画像から描き始め、老いの話題ばかりの週刊誌にあらがう姿を表現し、背景は天国と地獄をイメージした。初めての最高賞でうれしい」と話しました。
■いぶすきイングリッシュヴィレッジが開催 楽しみながら英語を学ぶ
いぶすきイングリッシュヴィレッジが8月2日からの3日間、指宿庁舎などで行われました。英語の歌やゲームを通して外国語学習への子どもたちの関心や意欲を高めようと市が企画したもの。外国語指導助手(ALT)・外国語活動支援員(AEA)・教職員・高校生ボランティアが指導する中、小学1年〜中学3年の138人が楽しく学びました。丹波小2年の西山晴之佑(にしやませいのすけ)さん(下里)は「友達と英語でじゃんけんをしたり、英語の発音を勉強したり、とても楽しかった」と話しました。
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