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■長寿の日お祝い事業　最高齢の市民を祝う
9月1日に最高齢となった市民へのお祝いが9月15日に行われました。最高齢の女性は109歳の森のり(もりのり)さん(湊北)、男性は104歳の中野勇三(なかのゆうぞう)さん(道上)。敬老の日に合わせ2人の自宅などを市長が訪れ、集まった親族らと長寿を祝いました。

◆ご家族のお話
○森のりさん(大正3年生まれ)
80歳まで長い間元気に働き、104歳までは介助付きではありましたが自力で歩いていました。1キロメートル程度の散歩を長年していたことや好き嫌いなく食べることが長生きの秘訣(ひけつ)でしょう。
○中野勇三さん(大正8年生まれ)
農業とボーリング会社で働き、96歳になるまで自転車によく乗って外出していました。人とよく話すことや、なんでもよく食べることが長生きの秘訣でしょう。

■詐欺防止啓発の寸劇を披露詐欺防止を楽しく学ぶ
成川区女性防火協力会による寸劇「詐欺だよね～鷺田ヨネ(さぎだよね)物語～」が9月17日、成川区民センターで披露されました。多くの詐欺で高齢者が狙われていることから、地区の敬老会に合わせて実施したもの。劇では会員7人が犯人や被害者に扮(ふん)し、うそ電話をきっかけに預金をだまし取られる様子をおもしろおかしく演じ、被害を防ぐ方法を紹介しました。観賞した堀内千惠子(ほりうちちえこ)さん(前薗下)は「とてもおもしろく、分かりやすかった。自分も気を付けたい」と話しました。

■株式会社カマタ農園が旧校舎を活用　規格外品から新たな食品を
株式会社カマタ農園と市が9月15日に県が立ち会いの下、立地協定を締結し調印式が行われました。閉校した旧山川小学校の校舎を活用し、同社が生産する野菜などの規格外品を栄養分が失われにくい製法で新たな特産品や病院食として製造する工場を新設。調印式ではこれから工場で製造される豚しゃぶのサンプルなどの試食も行われました。鎌田嗣海(かまたつぐみ)代表取締役は「地域に貢献するため、たくさんの製品を提供できるようにしたい」と話しました。

■6銘柄の焼酎セットが完成　町おこしの起爆剤に
市内6酒造会社の焼酎飲み比べセットが完成し、10月4日に各社代表者が市長に報告しました。6社で作る指宿地区酒造協議会と酒販会社が共同企画した第2弾で、今回は手土産品として持ち帰りやすい180ミリリットル瓶6本セットの商品を開発。代表者らは「時遊館COCCOはしむれの焼酎文化企画展開催と合わせ、絶好のタイミングで完成できた。指宿のにぎわい作りや観光に貢献できれば。セットからお気に入りの銘柄を見つけてほしい」と話しました。

■山川小学校へ寄贈　愛する学校へ恩返し
山川小学校への寄贈品贈呈式が9月22日に同小学校で行われました。寄贈したのは鹿児島市在住の中村孝幸(なかむらたかゆき)さんで、昭和44年度に旧山川小学校を卒業。母校に恩返しをしたいという思いからスポットクーラー2台、一輪車10台を贈りました。中村さんは「これまで母校に何も恩返しをしてこなかったと思い、何かできることがないかと寄贈した。品は学校と相談して役に立つ物を選んだ。これからも卒業生として協力していきたい」と話しました。