■市民会館で演劇公演 迫力の演技に魅せられる
劇団東京芸術座による演劇公演が9月13日に指宿市民会館で行われました。市民に舞台演劇に親しんでもらおうと市が企画したもので、演劇の普及のために全国各地で公演を行う同劇団が、密室劇の金字塔と評価されるニューヨークが舞台の演劇「12人の怒れる男たち」を披露しました。丹波小4年の西園茉乃(にしぞのまの)さん(湯之里)は「12人の意見がどんどん変わっていく内容がおもしろかった。また指宿で演劇を見ることができたらうれしい」と話しました。
■ふるさと納税返礼品が金賞 自慢の品が高評価
ESSE(エッセ)ふるさとグランプリ2023の審査会が8月23日からの3日間、埼玉県で行われ、市内2事業者が金賞を受賞しました。ふるさと納税返礼品の魅力を審査するもので、全国から53品がエントリーする中、酒部門で有限会社大山甚七商店のACOU(アコウ) RUM(ラム) WHITE(ホワイト)、銘品部門で有限会社坂井商店のこころ節3種セットの2品が受賞しました。商品を紹介した一般社団法人いぶすき観光デザインの浜崎香帆(はまさきかほ)さんは「自慢の品の魅力発信を続けていきたい」と話しました。
■いぶすき観光デザインが登録DMOに 稼げる観光のまちへ
一般社団法人いぶすき観光デザインが登録観光地域づくり法人(登録DMO)に登録認定され、10月31日に指宿庁舎で登録証交付式が行われました。さまざまな業種の団体と協力し合い、稼ぐ力を生み出す観光地域づくりに取り組む団体を重点的に支援しようと観光庁が登録認定するもの。同法人の秋元雅博(あきもとまさひろ)理事長は「収集した客観的データを関係団体と共有し、ターゲット・ニーズを捉えた施策へつなげることで稼げるまちづくりに貢献したい」と話しました。
■出張財政出前講座が開催 指宿の財政を考える
出張財政出前講座が10月21日にふれあいプラザなのはな館で開催されました。自治体財政の事情や運営について気軽に親しんでもらおうと市が企画。シミュレーションゲームを用いた先進的な体験活動を行う福岡市の職員杉村昌樹(すぎむらまさき)さんを講師に迎え、ゲームを通したまちの運営体験に参加者が挑戦しました。杉村さんは「状況に応じて正しい答えを出そうと皆さんが熱心に取り組んでいた。現実でも問題は全員で共有し議論することが大事」と話しました。
■令和5年 市民表彰
市民表彰は長年にわたり市の発展と市民の福祉向上に貢献した人を表彰するものです。表彰式は11月6日に指宿庁舎で行われました。
[髙橋三樹(たかはしみつき)氏(浜西・77歳)]
平成14年10月から5期19年3カ月、市議会議員として市議会建設水道委員会委員長や市議会決算特別委員会委員長などの要職を歴任した他、議会選出の監査委員を務めるなど地方自治の進展に貢献しました。特に、議員定数の見直しについては本市において最適とされる定数を提言するなど議会改革に献身的に取り組み、議会の機能・権能の向上に尽力しました。また、旧指宿市衛生自治団体連合会会長や自治公民館長などを務め、地域づくりに対する高い意識や情熱を持って共生・協働のまちづくりに尽力し、多大な功績を収めました。
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