■高校生が議会を模擬体験 若い声を市政へ
議会と語ろ会が7月19日に指宿市議場で行われました。市議会への親しみを持ってもらおうと高校生を対象に行われたもの。指宿商業高校・山川高校・指宿高校・南九州市の頴娃高校の生徒25人が議員役となって質問や提案を行い、市議会議員が答えました。他市から通学する指宿高校2年の西一葉(にしかずは)さんは「若者の声を届ける素晴らしい取り組み。地元が大好きなので住んでいるまちで同じような場があればぜひ参加したい」と話しました。
■人吉市の子どもと交流 指宿の魅力を味わう
第44回指宿市・人吉市子ども会交歓会が7月23日からの2日間行われました。姉妹都市である人吉市の子どもたちを指宿市に招き、住むまちの魅力を互いに学んでもらおうと5年ぶりに開催したもの。市内の名所巡りやマリンスポーツ体験、そうめん流しを楽しみ、指宿の魅力を満喫しながら両市の子どもたちが交流を深めました。参加した杉松優樹菜(すぎまつゆきな)さんは「人吉には海がないので海遊びが楽しかった。今度は指宿のみんなに人吉を案内したい」と話しました。
■いぶすき子ども司書養成講座 司書ってどんな仕事?
いぶすき子ども司書養成講座が7月25日に山川図書館で行われました。司書の仕事を子どもたちに知ってもらい、その家族や友達にも読書の楽しさを広めてもらおうと市教育委員会が開催。小中学生29人が参加し、好きな本を紹介し合うビブリオトークや本を守るためのブックコートの作成などを行いました。柳田小5年の福元綾萌(ふくもとあやめ)さん(弥次ヶ湯)は「司書の仕事を学べて勉強になった。本を大切にして読書の楽しさをみんなに教えたい」と話しました。
■株式会社福尚がトイレットペーパーを寄贈 誰もが住みやすい社会へ
株式会社福尚が、古紙を再利用したトイレットペーパーを7月29日に市に寄付しました。建設業を行う同社は建設現場で不要になった古紙を活用しようと、障害者の就労支援のために古紙でトイレットペーパーを作る社会福祉法人に製造を依頼。完成した3,000個を市に寄贈しました。福永昭一(ふくながしょういち)代表取締役は「子どもたちが環境保全を考えるきっかけになればうれしい。活動は障害のある人の支援にもつながる。貧困や差別のない社会になれば」と話しました。
■ALTのソフィアさんが退任 子どもの多文化理解の礎に
ALT(外国語指導助手)のデマーチン・ソフィア・ビクトリアさんが7月31日に退任しました。ソフィアさんは令和3年11月から市内の小・中・高等学校で英語の授業を行い、子どもたちの学習意欲や異文化への理解を高めました。在任中は国内を旅し、弓道の段位を取得するなど日本文化も積極的に学びました。ソフィアさんは「指宿は自然が美しく人も優しくてうれしかった。指宿のかわいい子どもたちにこれからも勉強を頑張ってほしい」と話しました。
■今和泉で児童が魚釣り体験 魚に触れてふるさとを知る
ふるさとの海を楽しむ魚釣り体験会が8月3日に今和泉漁港で行われました。自然体験活動を通してふるさとを自慢できる子どもを育てようと地域住民が企画したもの。今和泉小などの児童13人が地元の釣り名人などに教わりながら釣りを体験し、魚を使った昼食作りやスイカ割りを楽しみました。魚見小2年の中村海莉(なかむらかいり)さん(五郎ヶ岡)は「大人に教えてもらいながら頑張った。釣れなかったのでまた挑戦したい」と話しました。
■千歳市の児童がホームステイ 南国の夏を楽しむ
指宿市・千歳市青少年相互交流事業が8月2日からの4日間行われました。両市の小学6年生が互いに訪問し合い、自然体験などを通してそれぞれのまちを好きになってもらおうと行っているもので今年で30回目。千歳市の児童16人が指宿市でホームステイを行い、名所巡りや滞在先の家族との交流を楽しみました。千歳市の田中(たなか)はづきさんは「水上アクティビティは経験したことがなかった。指宿の友達をたくさん作りたい」と話しました。
■第35回いぶすきシルバー美術展が開催 156点の力作が勢ぞろい
第35回いぶすきシルバー美術展が8月4日から21日まで時遊館COCCOはしむれで開催されました。県内60歳以上の120人に加え、姉妹都市盟約30周年を記念して千歳市から7人が応募し、156点の出展がありました。第35回記念大賞に片野田紀子(かたのだのりこ)さん(丈六)の絵画「レストランかたのり」、指宿市長賞に枕崎市の園田好江(そのだよしえ)さんの絵画「夏の終り」が選ばれました。片野田さんは「光の柔らかさなどの表現に挑戦した。受賞できてうれしい」と話しました。
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