■池田湖水フェスティバルが開催 池田湖の生き物博士になろう
第18回池田湖水フェスティバルが8月4日に池田湖周辺で行われました。池田湖の自然環境や水資源をどのように利用しているかを知ってもらおうと池田湖水質環境保全対策協議会が企画。市内外から子どもと保護者が参加し、池田湖にすむ生き物の観察を行い、池田湖の生態系などを学びました。魚見小5年の新村光輝(しんむらこうき)さん(五郎ヶ岡)は「池田湖に外来種の魚がすんでいて驚いた。学んだ事を学校で友達に教えたい」と話しました。
■県内最大規模の献血事業 誰かの命のために
第37回アロハ献血が8月7日から4日間、市内の23会場で実施されました。輸血用の血液が不足する夏季に市民・観光客・市内事業者などを対象に献血の協力を呼び掛ける取り組み。初日には砂むし会館砂楽(さらく)でセレモニーが行われ、いぶすき菜の花大使の2人が一日血液センター所長に就任し、来場者に協力を呼び掛けました。大使の郡山菜緒(こおりやまなお)さんは「献血は身近にできる人助け。献血をしたことがない人は勇気を出して挑戦してほしい」と話しました。
■新たなALTが着任 英語に親しむ手助けを
市のALT(外国語指導助手)としてタルボット・キャサリンさん(イギリス出身)が8月5日から新たに着任しました。キャサリンさんがALTを目指したのは、大学で美術を学んだ際に出会った日本美術に感銘を受けたことがきっかけ。小・中・高等学校で子どもたちの英語学習を手助けします。キャサリンさんは「指宿は美しい場所で人も優しい。子どもたちが楽しく英語を学べるように手助けしたい。登山が趣味なので開聞岳にも挑戦したい」と話しました。
■株式会社パレンテへ感謝状 指宿とJuju選手の未来へ
株式会社パレンテへの感謝状贈呈式が8月26日に行われました。同社はコンタクトレンズの販売を手がける会社で、企業版ふるさと納税制度を活用して市に500万円を寄付。指宿市の知名度向上や地域活性化への大きな貢献に対する感謝を込めて贈られました。吉田忠史(よしだただし)代表取締役は「カーレーサーの野田樹潤(のだじゅじゅ)選手の活躍と市の活性化を願って寄付した。今回の寄付をきっかけに指宿の有名な観光地を訪れてみたい」と話しました。
■薩摩伝承館がフォトドラアワードに 写真を撮りに出掛けよう
フォトドラアワードの認定式が9月3日、指宿庁舎で行われました。写真をきっかけに車で出掛け、鹿児島の魅力を発見してもらおうと県内の名所を認定する取り組み。新たに薩摩伝承館が認定され、指宿白水館の仮屋洋幸(かりやひろゆき)支配人へ鹿児島トヨタ自動車株式会社柳園久志(やなぎぞのひさし)代表取締役社長から認定証が手渡されました。仮屋支配人は「日本の伝統文化を感じてもらえるイベントをこれからも企画し、指宿に貢献していきたい」と話しました。
■県スプレーギク研究会が花育教室 キクで飾ってプレゼント
フラワーアレンジメント教室が9月6日にたいせいこども園で行われました。菊の節句とも呼ばれる9日の重陽の節句に向けて特産品のキクについて学んでもらい、葬儀などで多く利用されるキクのイメージを払拭しようと県スプレーギク研究会が企画。園児16人が、牛乳パックで作った容器にキクを飾り付け、介護老人保健施設ヴァンベールみどりの風の利用者に贈りました。大薗幸平(おおぞのこうへい)副会長は「キクに明るいイメージを少しでも持ってもらえれば」と話しました。
■川尻小でいじめ防止授業 相手の立場で考える
いじめ防止教室が9月12日に川尻小学校で行われました。いじめを防ぐにはどうしたらいいか児童に考えてもらおうと県弁護士会所属の福吉達也(ふくよしたつや)さんを講師に迎えて3~6年の児童を対象に実施。福吉さんは「いじめをした苦しみは大人になってから大きい。問題解決にいじめを使わないで。いじめをされたり見たりしたら頼れる人に相談して」と児童に伝えました。6年の濵上綺羅(はまうえきら)さん(鎮守)は「いじめで苦しむ人がいたら誰かに伝え、相談したい」と話しました。
■長寿の日お祝い事業 最高齢の市民を祝う
最高齢となった市民へのお祝いが9月14日に行われました。新たに最高齢の男性となった田中榮治(たなかえいじ)さん(山神)は大正9年生まれの103歳で、兵役を終えた後は成川郵便局長を長く務め、成川長寿会の役員や社会福祉協議会の会長を歴任しました。敬老の日を前に田中さんの自宅に親族らが集まり長寿を祝いました。田中さんは「グラウンドゴルフなどで体を動かすことや大好きなさつま狂句を40年以上続けてきたことが長生きの秘訣(ひけつ)です」と話しました。
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