■プロの和太鼓集団と夢の共演 熟練の技に学ぶ
ツマベニ少年太鼓が9月14日にDRAM TAO(ドラムタオ)の指宿公演に出演しました。DRAM TAOは海外公演も行う日本屈指の和太鼓集団で、座長は指宿市出身で同少年太鼓にかつて所属していた西亜里沙(にしありさ)さん。その縁で共演が実現し、大観客の前で2曲を披露しました。山川高校2年の樋口朝飛(ひぐちあさと)さん(愛宕下)は「DRAM TAOの皆さんはとても格好良く憧れの存在なので素晴らしい経験ができた。太鼓を叩きながら出す掛け声や表情などたくさん勉強になった」と話しました。
■株式会社東条設計へ感謝状 たまて箱温泉を応援
株式会社東条設計への感謝状贈呈式が9月25日に指宿庁舎で行われました。同社はIKEDAKO PAX(イケダコパクス)の設計にも携わった建築設計を行う会社。企業版ふるさと納税制度を活用して市に100万円を寄付し、たまて箱温泉一帯の改修や地域活性化へ貢献したことへの感謝を込めて贈られました。折田孝一(おりたこういち)代表取締役社長は「会社のランニング同好会で菜の花マラソンに参加するなど指宿に縁を感じている。地域振興の助けになれば」と話しました。
■三光機械株式会社へ感謝状 ふるさとの子どもたちへ
三光機械株式会社への感謝状贈呈式が9月30日に指宿庁舎で行われました。創業者で指宿市出身の故今村光雄(いまむらみつお)さんが平成6年に地域への寄付活動を開始。その思いが長年引き継がれ、今回は企業版ふるさと納税を活用し1,000万円を市に寄付しました。矢口正一(やぐちしょういち)代表取締役社長は「指宿で生まれ育った子どもたちがいろいろな経験をできるように寄付金を活用してしてほしい。創業55年の節目に大切なふるさとである指宿の役に立てれば」と話しました。
■地域おこし協力隊が新たに 新天地での活躍を誓う
地域おこし協力隊員として柳田優美(やなぎたゆうみ)さんが10月から新たに就任しました。地域おこし協力隊の制度は、地域協力活動を都市から生活拠点を移した隊員が行い、隊員の地域への定住を図る取り組み。柳田さんは京都府で小学校の教員を12年間務めた経験の持ち主で、隊員として鰻地区の未来を考える「うなぎの里再生プロジェクト」を担当します。柳田さんは「指宿は母のふるさとで縁が深い場所。鰻地区や指宿のために頑張りたい」と話しました。
■ペット用ゲージを市へ寄贈 ペットの避難に役立てて
有限会社カーマインの深田敏枝(ふかだとしえ)取締役が、10月7日に犬用ゲージ21台を市に寄贈しました。犬の預かりやトリミングを行う同社。東日本大震災や自身も被災した阪神淡路大震災の時に避難所で起きたペット関連のトラブルを知り、ペットの居住空間を確保できるようにと寄贈。深田取締役は「飼い主にとってペットは家族。避難所でトラブルが起きないように有効活用してほしい」と話しました。ゲージはなのはな館・山川庁舎・開聞総合体育館で活用されます。
■いぶすきスポーツコミュニティが快挙 選手と監督がダブル受賞
第70回全国中学校通信陸上競技大会鹿児島大会の3年100メートル走でNPO法人いぶすきスポーツコミュニティに所属する北指宿中3年の河野陽夢向(こうのひゅうが)さん(大園原)が優勝、子どもたちの競技指導に尽力した指導者に贈られる安藤百福(あんどうももふく)記念章を東勝義(ひがしかつよし)監督(井手上)が受賞し、10月8日に市長に報告しました。河野さんは「県の記録を破ることを目標に頑張りたい」、東監督は「これからも子どもたちに陸上競技の楽しさを伝えていきたい」と話しました。
■トラクターで啓発活動 農作業事故の根絶へ
農作業事故防止啓発トラクターパレードが10月9日に山川地域で行われました。9月~10月の秋の農作業事故ゼロ運動期間に合わせて農作業事故の未然防止と安全への対策を呼び掛けようと指宿市農業機械士会が毎年行っている取り組み。放送車両を先頭に11台のトラクターが行進しました。舩迫宝積(ふなさこたかもり)会長は「パレードを通じて事故防止をたくさんの人に啓発できたと思う。農作業事故ゼロを目指して今後も活動していきたい」と話しました。
■山川高校生が清掃活動 通学の助けに感謝
山川高校の生徒による地域清掃活動が10月18日にJR山川駅で行われました。通学のために鉄道を多くの生徒が利用していることから日頃の感謝を込めて同校が毎年行っている取り組み。駅の窓拭きやトイレ掃除、周辺の除草作業を家庭クラブに所属する20人の生徒が行いました。2年の吉永光佑(よしながこうすけ)さん(二月田)は「駅を利用する皆さんが気持ちよく利用できるように、これからもたくさんの人に鉄道を利用してもらえるようにきれいに清掃した」と話しました。
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