■指宿商業高校が観高サミットで表彰 おもてなし活動を全国に紹介
栃木県で12月15日から2日間開催された第11回全国観高サミットで指宿商業高校が観高サミット賞を受賞しました。観光関連の学科などを持つ全国の9校が参加し、日頃の学習内容を発表したもの。お茶の振る舞いなどで観光客をもてなす「いぶすき茶いっぺプロジェクト(ICP)」の活動を3年の新山漣音(しんやまれのん)さん(川尻中)、太鼓恋奈(たいこれな)さん、野元綾花(のもとあやか)さん(松原)が紹介しました。3人は「当日まで内容を煮詰めた。活動を後輩が続けていってほしい」と話しました。
■今和泉小児童が水産体験学習 海の恵みを学ぼう
うみべの教室が12月15日に県水産技術開発センターで行われました。今和泉小の児童に海や水産業について理解を深めてもらおうと県が企画したもの。5年生の児童10人が参加し、講師の指導の下、トビウオやアジの背開きやワカメの種糸の巻き付け作業などを児童が体験しました。杉山璃仁(すぎやまりひと)さん(細田西)は「魚をさばいたのは初めての経験で難しかったが上手にできた。ワカメも大きく育ってほしい」と話しました。
■スポーツ活動優秀選手らを表彰 スポーツで活躍
令和5年度社会体育功労者、スポーツ活動優秀選手・団体の表彰式が12月21日に指宿庁舎で行われました。表彰は、長年にわたり社会体育の振興に貢献した市民、スポーツ競技で優秀な成績を収めた選手や団体に対し、その努力をたたえて表彰するものです。受賞者や団体へ市長から表彰状とメダルが渡されました。
※スポーツ活動優秀選手等表彰受賞者一覧は本紙をご覧ください。
■全国初、移住予定者の再就職支援 移住者と企業をつなぐ
公益財団法人産業雇用安定センター鹿児島事務所と市が12月25日に指宿庁舎で、移住予定者と高齢者への再就職支援に関する連携協定締結式を行いました。移住予定者や高齢者と地元企業を結びつけ、就職に対する不安を払拭し、地域経済の発展を図るもので、同法人と行政が連携して移住予定者への再就職支援に取り組むのは全国で初めて。同事務所の守屋賢治(もりやけんじ)所長は「企業の人材ニーズを発掘して再就職支援を行いたい」と話しました。
■尾下の棚田で収穫祭が開催 棚田の恵みに感謝して
新米の収穫祭が12月17日に尾下地区の棚田で行われました。棚田で育てた新米を米作りや棚田保全活動に携わった皆さんに味わってもらおうと尾下の棚田振興協議会が初めて企画。羽釜で炊いた新米やイノシシ肉のカレー、青森の地域おこし協力隊から贈られた特産品のリンゴなどが振る舞われました。参加した山川小2年の大川志信(おおかわしのぶ)さん(神方下)は「棚田のお米を収穫して出来たカレーはとてもおいしかった。また米作りに参加したい」と話しました。
■秋の叙勲・高齢者叙勲を受章 地域への尽力が評価
令和5年秋の叙勲・令和5年度高齢者叙勲を4人の市民が受章し、市長に報告しました。受章者は「受章を聞いた時は驚いた。章は周りの皆さんのおかげによるもので私たちは代表で受け取ったようなもの。皆さんに感謝したい。受章が各分野で頑張っている現役世代の励みになってくれたら」と話しました。
※受賞者等、詳しくは本紙をご覧ください。
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